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【番外編】standfm 配信3年目の御礼と自己紹介
皆様、如何お過ごしでしょうか?
2022年も4月に入り「読書の春」を迎えておりますが、
皆様はどの様な書籍をお手に取っておりますでしょうか?
ここ数日は、私の住む地域は寒い日が続いており桜も散ってしまうくらいの
雨も時折、降ってございます。皆様の地域は如何でしょうか?
さて、本日4月5日は私にとっても誕生日の様な日でございますが、
standfmで音声配信活動を日々続けて丸二年が経過致しました。
日頃より私の番組にお立ち寄り頂いて下さる、マレビトの皆様、本当に有難うございます。日々の持続的な連続運動の中でたくさんの方とゆるく弱く声で繋がりを持つことが出来ました。
華厳宗には事事無碍法界という思想がございます。それは、世界のあらゆる事物が全てつなぎ合わさり、相互作用し合あっているというものですが、私も日々、相互作用、相互連携しながら楽しんで活動が出来ております。
華厳宗では相即相入とも言いますが、そこには境界線などはなく、お互いが相互に浸透し関わる方々それぞれが宝果として互いに照らし合っているという、ホログラムの海を泳いでいる様にも思えて参りました💡
* * *
──── standfm配信3年目の御礼
今回はタイトルの通り、2020年4月5日に最初に収録ボタンを押してから
2年の月日が流れました。何とか2年ほど続きましたが、この先も相変わらず霧の中を歩いておりますので、時々、声を掛けて下さると嬉しく思います。
私の第1回目の配信は・・・自己紹介ではなく、岸見一郎先生の書いた
「嫌われれる勇気」を配信しました。その後も自分の読んだ書籍を
気の赴くままに配信を続けておりました。
配信を続けること4ヶ月くらいで、ある御方から初レターを頂きました。
マニアックな読書番組にレターを下さるとは・・・と驚きましたが、今でも
その方とは繋がっており、時々コメントのやり取りをさせて頂いております
声の繋がりは本当に不思議でございますが、その人の思考を垣間見れる様な感覚もあり、会ったことは無くても実際にカフェで一緒にコーヒーを飲みながら雑談をしている様な気分に浸れるのが新鮮でございます☕
──── 声は現れる 声は死なない 声は時制をかき乱す
これは、standfmの配信者さんからご紹介を頂いた方からご紹介を頂いた書籍に書いてある日々、音声配信をしている私にはとても刺さる言葉でした。
その書籍とは・・・フランス・パリを拠点にして、翻訳家として活動をされている関口涼子さんの「カタストロフ前夜ーパリで3・11を経験すること」という書籍でございます👇
帯には「わたしに触れる声の亡霊たち」という一文もございます。
私もこの美しい装丁の書籍を入手して早速、読んでみました。
──── 大切な人の声を録音してください。
「声は現れる」というの冒頭には印象的な一節がございます。
「大切な人の声を録音してください。この本はただそういうために書かれた」
そして「声は時制をかき乱す」ともございますが、自分の1年前の声を自分で聞いてみて1年前にそんな配信をしていたのか?と新たな気付きを得たり、考えたりその時の課題と今の文脈とで何が変わって・・・何が変わらないのか? を考えることも出来ると思います。
或は、誰か大切な人の録音された声を数年ぶりに聞き返すことで、
時制が乱れて、その人がこの世の住人でなくなったにせよ、その場に
現前する感覚もあり、声は常に現在であり続ける=現在進行形
ということなんですね。
耳という感覚器官からの身体性のフィードバックが起こっていると捉えると
音声で自分の思想や哲学の語ることで残された人の身体感覚としては、
例え不在の人の声であっても、その「場」に現前している事になるのだと
思います。
そして声は死を知らないとも書いてございましたが、無生物は声を持たないわけですが、我々は声を持っており、声を後世に遺す事も出来ると思いますし、ギフトとしても素晴らしいものだと思います。
音声での配信を考えている方には是非、おすすめしたいと思います💡
■第814回 カタストロフ前夜/声は現れる
──── standfm配信3年目の自己紹介
本日、配信した第888回目の配信で、日頃の御礼と改めての自己紹介をさせて頂きました☕
【自己紹介】
私、子育て×読書体験ラジオを運営しております、子育て×読書術研究家と申します。
年間500冊ほど書籍を読みます。子育てをしているので絵本、児童文学作品も読んでおります。読み聞かせをしつつ、自分でも絵本も世界に投企された一茎の葦の様に耽落しながら楽しんで読んでおります💡
そして日々の読書体験から得られた洞察を自分の半径2メートルくらいにいる人たちに何か示唆を与えられないか?と思い2020年4月5日から配信を
スタートした番組でございます。
【番組構成】
番組構成は大きく3軸で展開しております。
① 通常配信
②【マガジン】読書の効用
③【Bricolage】
一つ目が通常配信でございます。
1冊の書籍を妄想や空想を交えて誤読をする配信でございます。
数百年、数千年も前の著者と、神保町のカフェでデートをする様な感覚で
接近しつつ、時には掴み合うという様なそんな配信でございます。
例えば、こんな感じです・・・
■第884回 観察力の鍛え方/佐渡島庸平著
二つ目が【マガジン】読書の効用でございます。
登壇することもございますので、最初は登壇レジュメから少しずつ小出しにして配信しておりましたが・・・古今東西の様々な方の読書術や読書論・・・或いは、読書のお作法を比較して試しているうちに思い至った
読書についてのマインドセット、選書、おすすめの書籍を配信してございます。時々、読書の金言など番外編もございます。
例えば、こんな感じです・・・
■第886回【マガジン】読書の効用Day40 多読と少読とは?
■第829回【番外編】読書の金言
三つ目がBricolage(ブリコラージュ)配信でございます。
以前は【コンセプト】という名前で配信をしていたものをマニアックすぎるので少し内容や配信時間を削ぎ落として短尺でお届けする配信に仕立て
ました。
時々、私が読書道を散歩していると出会う様々なロゴスや法則、人物を
非予定調和としてブリコラージュをして、配信する時に知識を知恵に加工してお届けをする配信でございます。
例えば、こんな感じです・・・
■第856回【Bricolage】迷路(知識)と迷宮(知恵)とは?
以上が番組構成の主軸でございます。
【その他】
■第871回【番外編】お散歩Live
時々、お出かけした時にはLiveボタンを押すなど楽しんでおります💡
【メンバーシップについて】
2020年12月22日に有料番組の承認が取れてから名称変更も経てお陰様で1年以上続けてございます。
こちらは月額300円で何か至極のコーヒー、一杯がお出しできればとは常々思っております。メンバーの方々とは相互作用、相互連携しながら時には
限定空間内でコラボをするなど、限定空間の活用の仕方も試行錯誤を続けております。
今度は絵本を使って読後会というものを設定してみようと考えてございます。ご興味ございましたら、こちらもお立ち寄り頂ければと思います。
──── SNSの活動について
【POTOFU】
POTOFUに活動URLをまとめました。
SNSの活動はTwitter、Instagram、Gravityも活用しております。
また音声発信はRECでも時々行っております。
──── 読書術研究家からのメッセージとは?
お伝えしたいワンメッセージは「読書も割といいものですよ〜」というものです。
そこにエクリチュールされたもの、或いは、様々は古今東西、洋に問わず様々は著者が時にはシュールレアリズの様に内発を書き殴った「詩」や
「散文」或いは、神秘的な響きを醸し出す文体などとの邂逅を通して、驚き、傷つきと・・・
サマセット・モームの様な読書案内が皆様にお届け出来ればと思います。
■サマセット・モーム/Wikipedia参照
そして・・・今回、番組へのお祝いという事で、いつも私の配信を支えてくださる、お一人のLove for ONEのshowkaには前夜祭、本祭と言うことで、コラボ収録ご配信頂いております💡
【前夜祭】
【本祭】
他にもお祝いのレターやギフトを皆様から頂いており・・・大変恐縮でございます💦
また、コラボ配信は長尺にも関わらず聴いて下さった皆様、有難うございました✨
今回は皆様への御礼と自己紹介の配信でございました。
3年目に突入して参りますが、引き続き読書全般にご興味ございましたら、是非、お立ち寄りくださいませ〜
ここまでお聴き下さり、有難うございました。番組へのご意見、ご感想、リクエストはレター、コメント或いは他のSNSからでも随時、受け付けてございますので、お気軽にお声がけください。
有難うございました~🌟
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