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大人の愛着障害とは?

こんばんは、毒子です。

今日は【大人の愛着障害】について話していきたいと思います。


愛着障害といえば、一般的に子どもに見られる症状として知られています。
ですが、実は大人になっても愛着障害が原因でさまざまな問題を抱えている方も少なくありません。


大人の愛着障害とは?

子ども時代に形成された愛着スタイルが影響し、大人になってからの人間関係や感情面での問題を引き起こす状態を指します。


大人の愛着スタイルの種類

大人の愛着スタイルは以下の4つに分類されることがあります。

①安全型
他者との関係を信頼でき、情緒的なサポートを受け入れやすい。親密な関係を築くのが得意です。

②回避型
他者との親密さを避ける傾向があり、自立を重視する。感情を表現することが難しく、親密な関係に対して不安を感じることがある。

③不安型
依存的で、他者からの評価や関心が強く、不安を感じやすい。関係が途切れることを恐れ、過剰な反応を示すことがあります。

④混乱型
愛着スタイルが一貫しておらず、恐れと欲望が相反する状態。過去のトラウマや厳しい養育環境に起因することが多い。


ちなみに私は「③不安型が強いタイプ」です。


では、実際どのような症状が出るのか?


大人の愛着障害の症状

よく耳にするのが以下の3つです。

  • 人間関係の形成が難しい

  • 情緒が安定しない

  • アイデンティティを確立できない



それぞれの症状についてさらに細かく説明していきます。

・人間関係の形成が難しい

子どもの頃に愛着障害を患っている場合、大人になってから人間関係の形成がうまくいかないことも多くなります。

例えば、仕事上のコミュニケーションをうまく取れなかったり、恋人との関係がうまくいかないなど、日常的な人間関係で問題が生じるケースも多いのです。


・情緒が安定しない

幼少期に両親や養育者から無償の愛を受け取らなかったことがきっかけになり、大人になってから他人との関係で極端に落ち込んだり、怒りを覚えたりと、感情をうまくコントロールできないという症状も見られます。

すぐに感情的になってしまうと感じる方は愛着障害が原因になっていることもあります。

・アイデンティティを確立できない

大人になると自分に合った選択を求められる場面も多く、そのときに大切になるのが”自分がどのような人なのか”を理解するために必要なアイデンティティの確立です。

自分の好きなことや出来ること、やりたいことなどを理解できている場合はキャリア形成や選択などを謝ることは少なく、自身で決定したことに対して満足度は高くなりますが、

愛着障害によってアイデンティティの確立ができていないと自分に合った選択ができず、選択したことへの満足度も低くなってしまいます。


大人の愛着障害を克服するためには?

本来「愛着障害」は子どもに見られる症状であるため、大人になってから病院を受診しても治療は難しいと言われています。


そこで、効果的な大人の愛着障害の治療法として挙げられるのが「カウンセリング」


愛着障害の原因は幼少期を過ごした環境に依存するため、大人になってからでは親からの愛情を新たに感じることは難しくなってしまいます。
ですが、カウンセリングを受けることにより、愛着障害に理解のあるカウンセラーに親身になって話すことができ、自分自身を受けて入れてくれる環境や安心できる居場所を新たに作ることができるため、愛着障害の改善に繋がります。

私自身も心療内科や精神科にいくつも通いました。
ですが、うつ病や適応障害、境界性パーソナリティ障害の診断はつくものの、自分自身では正直納得できるものではありませんでした。


子育てをしながらも自傷行為を繰り返す私。
そばにいた夫は本当にしんどかったと思います。

6年前に出会った精神科の先生が心理士さんと話すことを薦めてくれて、そこが私にとっての分岐点でした!

これまでは私自身の問題としか考えてこなかったものを「親子関係」に起因しているとして、特に母親との関係を中心にカウンセリングをしてくれました。


私のように、大人になってから愛着障害を自覚した、という方はまだまだ少ないです。
感情的になったり、自己肯定感や自尊心が極端に低いと感じる場合は、愛着障害の可能性を考え、一度カウンセリングを受けることがおすすめします。


ちなみに私も、カウンセリングではありませんがお悩み相談をココナラでやっています▼


今日はこの辺で:🖋️

最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊

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