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論文|Proactive Coping研究の展望
論文(総説)が公開になりました。
Proactive Copingという新たなストレスコーピング理論について,定義,尺度,先行研究の3つの視点からまとめています。簡単に言うと,
Proactive Copingは将来起きそうなことに対する積極的な対処行動であり,ポジティブ心理学の流れを受けて提唱された。
定義が2つあって混乱が生じている。
その原因の一端として既存の尺度に問題がある。
先行研究(介入)でどんなことをやっているか見てみた。
というような流れになっています。日本ではProactive Copingの研究はほぼ行われていないので,今後研究する方の指針となれば嬉しいです。
メディカルオンラインで公開されていますが,見られない方は私のresearchmapに貼っているので,そこからダウンロードしてください。
(学会から掲載承諾済)
Proactive coping の研究はまだ始まったばかりで,正直私としては概念の精査と,尺度の再確認が必要だと考えています。いろいろとやらないといけないなと思いつつ,一人でできそうにないなとも思っています。もし気になった方はお声がけいただき,一緒に研究ができたらとても嬉しいです。
よろしくお願いします!!
<文献>
永峰 大輝・石川 利江(2022).Proactive Coping研究の展望 ストレス科学,36(3),190-206.