丸亀じゃんご 安場

吉本興業所属 丸亀じゃんごの安場泰介。1990年1月2日生まれ。角刈り。角刈りに目が行きがちではあるが、鼻の低さと小ささ、身長と見合わない肩幅がいい味を出している、自分では思っている。

丸亀じゃんご 安場

吉本興業所属 丸亀じゃんごの安場泰介。1990年1月2日生まれ。角刈り。角刈りに目が行きがちではあるが、鼻の低さと小ささ、身長と見合わない肩幅がいい味を出している、自分では思っている。

最近の記事

断水

今日は休みだ。 住んでいるマンションが水道管の工事をしている。 その間は断水だ。 マンションのメンテナンスをしてくれているということで、改めて共益費を払っている意味を実感できる。 工事は9:00から18:00まで。 長くない? 休みやねんけど。 人よりおしっこもうんちもするタイプやねんけど。 8:50にトイレを済ませたが11:30にどうしてもトイレに行きたくなった。 トイレがてらに近所のラーメン屋で早めの昼ごはんを済ませた。 だいたい昼ごはん終わりのタバコ

    • 綺麗なペガサス

      今日はうんちの話をしようと思う。 そういった話はホントに大嫌いだと言う方はここでお別れになってしまうかもしれない。 しかしできることならお別れしたくはない。 今だけうんちのことを「ペガサス」と呼び替えることにする。 なんとかお付き合いいただきたい。 ペガサスの色やフォルムは自分の食べたものに多大な影響を受ける。 ペガサスを調べれば体の不調がわかったりもするのだから、ペガサスは人間の健康のバロメーターであると言える。 ボクのペガサスはいつも柔らかい。どちらかと言う

      • 風と共に去りぬ

        下校中の女子高生の笑い声をBGMにタバコに火をつけた。 いつも通りの高松の商店街。 人通りは多くもなく少なくもない。 おじさんが自転車でやってきた。 角を曲がろうとした時、ロードサイクルの兄ちゃんがインからおじさんを抜き去った。 背後はもちろんインは完全に無警戒だったおじさんは驚いた。 「おい!」 おじさんは怒鳴った。 振り返る女子高生、いっせいにたなびくノボリ。 商店街に緊張が走る。 ロードサイクルのお兄さんはイヤホンでもしていたのだろう、振り返ることな

        • 3ミリへの意識

          角刈りになってから、自分の頭、散髪への意識が大きく変わった。 散髪を意識しない日は無い。 強いて言うなら髪を切ったその日は意識が薄いが、その日はその日で仕上がりに対しての意識がとんでもなく強くなるため、結局ボクは常に頭を意識している。 お金に余裕があれば思った時に切ればいいのだが、あいにくそうもいかない。 ライブのスケジュールとにらめっこしながらボクは散髪に行く日を決める。 もちろんライブに貴賎は無いし、どのライブも全力で取り組んでいるのだが、このライブには絶対散髪

          再開

          コロナは落ち着く気配を見せず、街中に嫌気が充満している。 そんなコロナ禍で不意に始めたこのnote。 不意に再開してみようと思う。 「何かしなければ!」とかこれといった理由があるわけではない。 不意にどうしてもあの店のラーメンが食べたくなって来店し、ラーメンを待っている間に不意にnoteのことを思い出したから再開する。 不意とはそういうもんだ。 もちろんこれだけの期間更新をしなかった安場のことだから毎日更新すると約束つもりも毛頭無い。 連日書くこともあれば全く書

          7か8

          昼下がり。腰が爆発した。 ぎっくり腰ではない。 急な動きもしていないし、何一つ持ち上げていない。今日持ち上げたのはスマホくらいのもんだ。 中学時代からのツキアイのヘルニアが長い眠りから目を覚ましたみたいだ。 目を覚ますのはドラゴンだけでいい。 痛む腰をなんとか持ち上げ、接骨院に行く。 痛みのレベルは0から10ならどれかと聞かれる。 0は何も痛くない時だと教えてくれるのはいいが、1を教えてもらえないと基準がわからない。 1を聞いて10を知るんだ。 0を聞いても

          蚊取り線香

          夏が来たから蚊取り線香を買ったのか、蚊取り線香を買ったから夏が来たと感じるのかはわからないが、とにかくボクは蚊取り線香を買った。 渦巻に火をつけベランダに置く。 小さい頃に焚いていた記憶は無いが懐かしく感じる。 ボクは蚊取り線香の臭いが大好きだ。 蚊取り線香の煙とタバコの煙が混ざり空に溶けていく。 煙の行方をぼんやり眺めていると、1匹の蚊がやってきた。 飛んで火に入る夏の虫。 ボクが大好きなこの香りも君にとっちゃ地獄なんだよな、ごめんな。 彼は蚊取り線香の煙の

          ありがとうございました。

          いつも笑顔で「オスオス」って挨拶してくれる川口さん。 同じライブに出る日も「今日何?」って聞いてくれる川口さん。 先輩のライブで緊張しているボクに「後輩のライブやけど緊張してるわ」って声をかけてくれる川口さん。 会話の合間に「うん、うん」って何かに納得してる川口さん。 タバコの吸い方が最近吸い始めた人みたいで全然かっこよくない川口さん。 道頓堀で缶チューハイ飲みながら古今東西したとき一番最初のお題を『甲子園出場校』にする川口さん。 ボクが野球は左投げなことに毎回ち

          ありがとうございました。

          母の日をすこし過ぎました。

          母ちゃんはとんでもなくたくましい。 小さい頃は母ちゃんが泣いているのをほとんど見たことが無かった。 しかし最近、母ちゃんはよく泣く。 それは決まってボクが実家に帰って仕事の話をしている時だ。 「まぁお母さんにはわからへんけど」を枕詞に母ちゃんは機関銃のように質問を放つ。 快く答えればいいのだが、親に仕事の話をするのが何処かこっぱずかしくて、ボクは愛想無く最低限の言葉で質問に答える。 母ちゃんの心配は質問の数だけふくらみ、最後はこれでもかと目を潤ませ、少し泣く。

          母の日をすこし過ぎました。

          シャワー

          夕飯をすませダラダラ過ごしていると、時計はもう22時を指していた。 うつらうつらしながら読んでいた本を置きシャワーに向かう。 ベランダに干していたバスタオルを撮りにいくと、今朝干した布団カバーを取り込んでいなかったことに気づく。 布団カバーとバスタオルを部屋に投げ入れる。 その他の洗濯物も乾いていたのだが面倒なのでそのままにしておく。 明日の午前中は降らないと天気予報で言っていた。 シャワーをひねり、冷水がお湯に変わるのを待つ。 気温も高くなり幾分短くはなったが

          『いつものメロディ』

          今日もサックスの音が聞こえる。 ボクの家の近くで、毎日16時を過ぎるとサックスの練習を始める女の子がいる。 実際会ったわけではないから女の子であるかどうかはわからないのだが、女の子であって欲しいので女の子ということにする。 何であれ毎日休まず練習するということはとてつもなく難しい。 毎日欠かさず練習する彼女をボクは尊敬している。 彼女の練習は正確に音階を奏でることから始まる。 ドレミファソ。 夕方の空に心地よく響いている。 人は誰しもある程度のレベルに達すると

          『いつものメロディ』

          『好きな食べ物』

          あまりにも時間があるので「一番好きな食べもの」はなにか考え直すことにした。 随分前に「好きなものは何か聞かれたときはすき焼きと答える」という使用頻度の少ないルールを作った。 本当にすき焼きでいいのか。もう一度考えてみる。 まずは自分の中でエントリーを募る。 ワカメとタケノコの煮付け、ホタルイカの酢味噌和え、青椒肉絲などなど、自分の中で多数のエントリーが集まった。 厳正なる審査の結果次の3つに絞られた。 すき焼き お寿司 ラーメン あまりにも凡庸なラインナップ

          『好きな食べ物』

          『タコはイボだった』

          左手中指の先にあるタコとの付き合いはもう一年以上になる。 最近になって左手中指にイボが2つできた。 皮膚科に行った。 診察室に入るなり先生は「あぁイボですね。」と言った。 タコを指差し「これもイボですか?」と聞いた。 「これがイボです。」 まるでそれ以外のイボはイボではないかのような言い方だなと思っている間に先生は液体窒素でイボを焼いた。 タコはイボだった。 2週間後にまた来なくてはいけないらしい。 今度は本を持って行こう。 待合室の雑誌で男性向けなのは『

          『タコはイボだった』

          『いいね』

          芸人である以上、SNSでなにかを発信する時は、できるだけ見てくれる人にクスッと笑ってもらいたいという思いがある。 「#今日の安場」がおもしろいかどうかは今ここで議論するつもりはない。その目で確かめてもらえればと思う。 TwitterをSNSの主としているボクは、140文字、もしくは写真でどうにかクスッとしてもらいたいと頭を悩ませる。 文字数の制限に苦しめられることもある。 削ぎ落として削ぎ落として、なんとかツイートまで辿り着く。 ボクの現在のフォロワーが2741人(