『いいね』

芸人である以上、SNSでなにかを発信する時は、できるだけ見てくれる人にクスッと笑ってもらいたいという思いがある。

「#今日の安場」がおもしろいかどうかは今ここで議論するつもりはない。その目で確かめてもらえればと思う。

TwitterをSNSの主としているボクは、140文字、もしくは写真でどうにかクスッとしてもらいたいと頭を悩ませる。

文字数の制限に苦しめられることもある。

削ぎ落として削ぎ落として、なんとかツイートまで辿り着く。

ボクの現在のフォロワーが2741人(5/1現在)。

ツイートに対する「いいね」の平均はおそらく30から40、サバを読むなら500くらいかと思う。

「いいね」が全てではないと自分に言い聞かせながら、「いいね」が多くなりますようにと願いを込めてツイートする。

先日、とあるAV女優の方のツイートを目にした。(ボクがAV女優さんをフォローしているわけではなく、誰かのリツイートが回ってきたのだということを、誰への言い訳、強がりというわけでもないが付記しておく。)

そのツイートの内容は、

「ちんちん」

この4文字。

4.7万いいね。

愕然とする。

確かにボクも「いいね」と思う。「すごくいいね」と思う。
しかしボクは「ちんちん」のツイートに「いいね」をする勇気がない。情けなくも照れてしまう。

しかしそういう人はボクだけではないはずで、軽くこの倍、いや3倍近くの「いいね」の思いがこのツイートに集まっているとうことになる。

今のこの状況において、AV女優である自分は何を発信するべきか、日本の男たちはAV女優に何を求めているのか、これを集約したのが「ちんちん」だ。

すごいと思う。

ボクも自分が今何を求められているのかをしっかり考えて発信していかなければと強く思う。

その第一歩として、まずは今日、夕飯前に「#今日の安場」を世界に発信することにする。

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