社会人1年目に読んだら本気で助かった書籍 その1
こんにちは、ディスカヴァーの田山です。
もうすぐ社会人1年目が終わる…ということで、1年間を改めて振り返っていたのですが、当然山あり谷ありの1年間…。
そんな中で崖のどん底に落ちずにすんだのは、上長や周りのメンバーが支えてくださったからなのはもちろんなのですが、結構自社本から学んだことも大きかったな、と。
そこで「これはマジで大事」と思った項目について、エピソードともにご紹介していきたいと思います。
記念すべき第1本目は…
「ディスカヴァーのビジネス書といえば!」な、
『コンサル1年目が学ぶこと』です!
指示を理解する、が意外と難しい
私が配属された部署は「オンラインセールス」でした。
つまり、オンラインで書籍を売っていく部署なのですが。
「〇〇のストアページ作ってください」
と言われたとき、やり方はなんとなく分かりそうだったので、「ハイ!」と潔く返事したものの、どこか不安な気持ちも残ります。
そこで横にいた先輩に相談したところ、
「それ、出来上がりのイメージについて認識すり合ってる?」
と指摘が入りました。
相手の期待値を把握しないと、正確に指示を理解したことにならない
「あ、コンサル1年目に書いてあったような…」
とそのあと見返すと、
そして次の4点が確認すべきこととして提示されていました。
読んでいたときには「当たり前」に思えるけれど、いざ実践となると全然できてないじゃん…と自分に対してちょっと呆れましたが、これ、めっちゃ大事。特に目的と〆切の確認はマスト!!!(全部大事だけども)
そして上長に確認したところ、私が想定していたよりもはるかにラフなつくりを期待されていたことが判明。
アレに数時間かけなくてよかった…と思ったエピソードでした。
どうしたら成果が出せる?
オンラインで書籍を売る、ということは、やはり売上を追う、ということになります。
色々な数字やファクターがある中で、どこを見たら成果が出せるんだろう…そう思ったときに思い出したのが、本書に書かれていた「重点思考」でした。
つまり何が全体の〇%の成果を生み出しているのか?
「重点思考」とは、その名の通り「重点には力を入れるけど、その他は切り捨てる」ということ。
自分のタスクと目標を見比べて、どのタスクが目標に対してどれだけのインパクトを与えてくれそうか?
もしくは、そもそも今やろうとしているタスクだけで、目標達成を目指すことができるのか?
優先順位づけができるだけでなく、インパクトの小さいタスクを省けば、時短になるので、より重要なタスクにしっかりと時間を割けます。
これも当たり前のようで、根詰めていると気づけなくなってしまったりするので、時折自分の持っているタスクを俯瞰するのも大事だなぁ、などと思います。
新しいタスクに手をつける前に…
元来、私は行き当たりばったりで、適当な性格…。
例えば、引き戸か開き戸か確認せずに、とりあえず引いてみて、開かなかったら押し開けるような人間です(笑)
そんな私が良くやりがちだったのが(最初の項目にもありましたが)「分かんないけど、とりあえずやってみる!」でした。
まあ、それでいいときがないとも限らないですが、
例えば、データを分析したり、何かを整理するとき。
目的もなく「とりあえず目についたところからやる」では、キレのあるアウトプットが生まれるはずもないですよね。
先輩から新たなタスクを引き継いで、また例のごとく
「ハイやってみます!」と威勢のいい返事をしたところ、
「作業の手順のイメージはついていますか?」
「考え方」をまず考えよ!
いきなり作業に入ると、
みたいなのが永遠に出てきて、下手したら一生終わりません…。
しかも、やっと仕上げた仕事を相手に見せたら
「いや、求めていた仕事と違うんだけど」
とバサッと切られてしまったりもします(絶望…)。
上記の先輩の指摘を受けて、思い出したのがやはり本書でした。
この部分を、改めて胸に刻み込んだのでした…。
そんな『コンサル1年目が学ぶこと』、
これから新入社員になる方も、はたまた私と同期の方も、若手の方も。
さらりと読めるので一読をおススメします!!!
最後に:文章ニガテな方へ朗報
図解版も出ていますよ~!