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【実は珍獣!?】ペンギン雑学シリーズ開始
こんにちは、いきもの雑学プレゼンターDINO(ディーノ)です!動物🐯魚🦈昆虫🐝虫🦂植物🌷そして恐竜🦖まで、いきもの雑学を徒然に綴っていきますので、お気軽にお立ち寄りください。
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●氷上のアイドル ペンギン
今回はみんな大好きペンギン雑学です!見ているだけで愛くるしいペンギンですが、その身体的特徴と生態について数回に分けて紹介します!是非フォローの上、お楽しみにお待ちください!
ペンギンの名前雑学も下記記事に上げてますので合わせてご覧ください😊
●実は、鳥です
なんとなくみなさん意識してないと思いますが、ペンギンは鳥です。もっと言えば、飛べない鳥です。さらに言えば、その中で水に適応した唯一の鳥です。つまり、かなりの珍獣です。
●氷上はイメージ!?
ペンギンと言えば、南極。ということで、冒頭「氷上」という表現をしましたが、実際に氷の上で生活するペンギンは2種類程度と言われています。たしか、エンペラー(コウテイ)ペンギンとアデリーペンギンです。
それ以外の多くの種類は、南極でも比較的暖かいところ、ニュージーランドやオーストラリア近辺の主に南半球に生息しています。
●泳ぐのに適した身体
では、具体的に他の鳥とは大きく異なる特徴をみていきましょう。
◎ボテっとしたフォルム
まずは、そのフォルム。お腹にかけてボテっとして、なんとも言えない親近感を覚えますね。それもそのはず、ペンギンは漢字で「人鳥」とも書くようで、我々人間っぽいフォルムをしています。だからこそ、他の生き物よりも同族っぽくて、より魅力的に見えるのかもしれませんね。
実はこのフォルム、滑るのと泳ぐのに適しています。
・泳ぐ
これはイメージしやすいですね。水の抵抗を少なくできる、流線型のフォルムです。魚をはじめ、イルカやアザラシなどの水棲哺乳類も同じフォルムをしています。
ちなみに、このように違う種族なのに似た特徴を持つように進化することを「収斂(しゅうれん)進化」と言います。この辺り、下記動画で詳しく説明していますので、是非ご覧ください。
・滑る
これは主に氷上で生活するペンギンが氷上を移動したり、水中から氷上へ上がる際に見せる動きですが、お腹を下にして氷上を滑って移動します。足が短いペンギンにとっては、この方が早く移動できます。まるでカーリングみたいですね🥌
◎翼ではなく、フリッパー
次に、翼。当然、鳥には翼があります。飛べない鳥のダチョウやエミューにも翼はありますね。たまに広げてバサバサしています。
ペンギンは翼ではなく、フリッパーという、泳ぐための手のようなものがあります。このフリッパーを使って水中を泳ぎます。実は、かなりのスピードが出ます。陸上をヨチヨチ歩いている姿からは想像できないギャップがあります。
いかがですか?水に浮かぶ鳥は白鳥やカモなどもいますが、水中を泳ぐように進化した鳥はペンギンのみと言えるかもしれません。
※空から魚を取るために水に突っ込む鳥はいます。
動物園で普通に見れるため、あまりありがたみがないですが、生息地域や特殊性などを踏まえると、実はかなりの珍獣なんです。
ペンギンシリーズまだまだ続きますので、是非フォローの上、次回をご期待ください!