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冬歩き 日和田山から宿谷の滝、ユガテへ

こんにちは、けえるです。今回は冬歩きということで、寒く澄み渡る空気の中、埼玉県日高市の日和田山からユガテまで登山をしてきました。早速ですが今回のルートのGPSデータです。

日和田山登山 GPS
標高

最初の方のGPSデータがとれていなく、いきなり登ったような標高になっていますが、頂上付近で350mくらい、全長11kmほど。登山をこれから始める方にはお勧めの山です。

さて登山の日は毎度のごとく早起きと言うことで、朝4時に起床。5時台の電車に揺られ、日和田山登山道入口に近い高麗駅を目指します。乗り換えをしながら、換気で寒い車内で過ごすこと数時間、目的地の高麗駅に到着です。

高麗駅

日の出前の高麗駅は人も少なく静かな雰囲気。空も雲がほとんどなく絶好の登山日和。ここから10分ほど歩くと日和田山登山道入り口に到着します。

登山道入り口

日の出直後の登山道の入り口は、オレンジ色の風景。いつも日の出の時間に山頂に行けたらと思うのですが、その時間の電車がありません。。。

登山口

登山口の標識を確認し、ここから登山開始。

緩やかな斜面を、落ち葉を踏む音を聴きながらのんびりと登っていきます。落ち葉でふかふかの地面も中々良い感じ。まだこの時はオレンジ色の森。

しばらく歩くと、石でできた鳥居が見えてきます。鳥居をくぐると、登山道分岐の標識が現れます。

分岐地点

いつもは女坂をのんびり登りますが、今回は険しい道、男坂をチョイス。

男坂

男坂は結構急な岩場を登ります。中々大変だけど、チャレンジしがいのあるルート。ただ急な岩場がそんなに長く続くわけではなく、すぐに日和田山山頂に到着します。慣れない人は落ちないように注意が必要です。

日和田山

山頂に着いてみると、空気が澄んでいるので視界が綺麗。空も青い。山頂からは地上に広がる巾着田を見下ろすことができます。ちょっと視線を横に向けると、

富士山も遠くに見えます。池袋から少し足を伸ばすと、富士山を見ることができるので、富士山をちょこっと見たい方にはお勧めです。雪を纏っている白い富士山がちょこんと頭を出しています。

山頂には鳥居もあります。またのんびり座れる岩場も結構あり、ここで食事をしている方もちらほら。紛らわしいけど、実はさらにこの上があり、そこが本当の頂上。

本当の頂上では、街並みを見下ろすことができます。こちらも中々の眺望です。

日和田山で景色をしっかりと堪能した後、物見山方面へ歩いていき、宿谷の滝を目指します。

歩きながら上を見上げると、こんな感じの木々が生い茂っています。空気が綺麗で森の香りが、日常で疲れた心を癒してくれます。

しばらく歩くと、舗装された道に出ます。ここでも山々を見渡せるスポットが登場。ここにもちょこんと富士山が現れます。この場所はトイレや椅子もあるので、しばし休憩できます。

休憩後、さらに山道をさくさく進むと、宿谷の滝の標識が見えてきます。ここからはちょっと険しい道ですが、滝を目指します。

滝がある場所を目指して、ひたすら下ります。砂利道が続くので、滑り落ちないように要注意です。ここら辺から、水の音が聞こえてくるようになります。

川のある場所に降りて来られれば、滝はもうすぐ。

川の横をひたすら滝に向かい進みます。水の音を聞きながら森の中を歩いていると、とても癒されます。鳥のさえずりも聴こえてきます。

滝の直前にはこんな休憩スポットも。今は木々の葉がないですが、春になると一面桜、ピンク色の風景に変わります。春になったら来たい場所です。

さていよいよ宿谷の滝に到着。今回は滝から下がれるだけ下がって撮影してみました。いつもどうやって撮影したらこの場所の雰囲気を伝えられるか、とても迷う場所です。いつか満足のいく写真が撮れるのか。。。ちなみに夏は滝で水遊びをすることができます。トレランの格好で来た時に滝を浴びて見ましたが、水の勢いが強く痛かったです。

宿谷の滝を離れ、ここから北向地蔵へ向かいます。

日和田山へ来たときは、いつも北向地蔵にご挨拶に訪れます。ここも椅子が備え付けられていて、登山客の一休み場所となっています。ここでポカリスウェットを飲んで数分間休憩後、ユガテへ向かいます。

北向地蔵から1時間ほど歩くと、ユガテに到着します。ユガテという地名ですが、調べて見ると湯が出たからユガテになったとか、他にも色々ありいまいちはっきりしません。

ユガテへ到着すると里山の風景が目の前に現れます。畑が一面に広がっており、のんびりした雰囲気。桜の木も結構植わっており、春は桜を見るのに絶好の場所です。

ユガテの標高は290m。冬なので止まっていると身体が冷えてきます。ここにはテーブルと椅子がご厚意で設置されています。さてここで、リュックからバーナーと食材を取り出し、簡単な料理。

今回のお昼はミネストローネスープにご飯を入れて、おかゆ風にしていただきました。温かいご飯は身体に染み渡ります。その後ユガテでしばし植物を観察。

ご飯休憩後は下山し、カフェkinocaにコーヒーを飲みに向かいます。日和田山からユガテまで歩いた時には必ずよるカフェ。

入り口の扉には、可愛い絵が描いてあり、山からお帰りと言われている感じです。

暖かい店内に入ると、丸太を切っているマスコットがおでむかえ。こちらのカフェは西川材のショップなので、丸太を切っているのだろうと想像。店内には木でできた小物や、食器などが販売されています。

店内は木の香りで満たされていて、とても落ち着いた雰囲気。光の入りも良くて自然と調和している感じです。早速アイスコーヒーを注文。

注文したアイスコーヒーを飲み山歩きで疲れた身体を癒します。こちらのお店、ランチも充実しています。そして、冬歩きの終着点、東吾野駅へ

東吾野駅

春になるとこちらの駅は桜の花びらが舞います。駅と桜の花のコラボも見応えがあります。ここで荷物を背中からおろし帰宅です。

今回は、冬歩きで日和田山からユガテを歩いてみました。登山初心者の方にもお勧めの山ですので、よかったら歩いてみてください。念の為、きちんとした装備と熊鈴を忘れずに。

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