見出し画像

整列乗車 - 駅のプラットホームで待つ位置

マナーの向上ではなく、あくまで本質思考が軸となります

 昇降客が多い所では、次の電車🚃に乗るべく、足元に明示された『乗車位置』に並んで立つ人が多くなります。大きな駅/路線、特に始発駅では、「次の電車(=先発)」ではなく「さらにその次の電車(=次発)」まで待って乗ろうとする人もいて、それぞれ別の位置標示がされていることがあります。

画像1

 これにより「平日朝はかなり混雑するのだろう」と察しがつくのですが、以前見掛けたものは超越していました😲

 上述よりもさらに後の『次々発』をねらう人用の立ち位置まで示されているのを初めて発見!東京メトロ銀座線の渋谷駅です。※執筆当時

画像2

 

 どれほどまで理路整然と並んで”マナー順守”できているのか、ラッシュ時の現場を観察することはできませんでしたが、もし

「整列ができない人」が多い場合にはどのような副次的な弊害があるのでしょうか

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 前出のホーム上での「奥ゆかしさ」にはすっかり感心しましたが、続いては、大阪の地下鉄🚃で撮影した日常風景から、その振る舞いがもたらす副次的影響について考察したいと思います。

 電車到着の際の扉位置は分かるようになっているので、乗客のほとんどは”そこで”待ちます。ただ、混雑する時間帯であるにもかかわらず、このような「お行儀のよくない」人ばかり、という実態を目の当たりにすると嘆かわしく思います。

画像3

 皆さんは、この写真(👆及び本稿の見出し)で窺える様子のどこがマズイのか、どういうポイントに対する指摘であるのか、察知することができますか?

 

 鉄道の駅のホームは『欄干の無い橋』と比喩されます。列車の接近・接触の恐れも勿論のこと、転落する危険性もあり、「ホームドアの設置を」と声高に叫ばれます。未設置で事故が起きると、鉄道会社に向けて非難の嵐が降り注ぎます。
 人々は何かにつけ”糾弾”をしたがる。でもその前に、利用者である私たち一人ひとりができるはずの簡単な配慮行動が出来ているのか、顧みたことがあるでしょうか?

 

《上の写真にある状況。混雑する折、ホームでの待ち方》

①最初に”並ぶ”人が、「先端は危険」だと過度に後退
②そしてその後続者は間隔を詰めない(仮に自分が詰めたところで、前の人の”定位置”の修正は既にもうきかない)
③すると行列人数が減って中央(ホームの内側)の通路が混雑して通れなくなる
④ともすれば、歩行する人はホームの端をやむなく…

----- 何が「不安全」か、転落や接触の危険性を高めてしまっている張本人とは一体誰でしょう…☑
 「歩きスマホじゃなくて立ち止まってるから問題なし!」と夢中になっているその振る舞いが、巡りめぐって大変な悪影響をもたらしているのかもしれません

画像4

 

*** コチラもご参考ください🙇 ***

 

#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #コラム #とは #私の仕事 #ニュースで語る #生活 #目的 #工夫 #交通 #プラットホーム #整列乗車 #立ち位置 #立ちスマホ #スマホ  #こんな社会だったらいいな

この記事が参加している募集

【サポート頂く】=【より多くの方に起案主旨を届けたい!との願いを叶えることにお力添えを頂く】 --- 記事のシェア等によって、より多くの方に「記事に触れる機会」が生まれ、過ごしやすい社会がもたらされることが最大の喜びです😍 貴方のお気持ちは起案内容の質の向上に繋げます!