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短慮フレーズの違和感① - 『エンブレうざい』後編

 先月に少し話題になったようだ、という表題のフレーズ。『トレンドワード』や『バズワード』と呼ばれるのでしょうか、名詞ならまだしもこのように文的になると、中途半端な簡潔表現ではその意味/主体者の意思が不明瞭すぎて順応できない…という違和感のお話が昨日の《前編》でした📖

 

さて、今一度。

『エンブレうざい』


という訴え/評価/不満フレーズ例。これの意味するところを慮ってみてください、という呼び掛けをしましたが、あいにく少なくレスポンスが芳しくありませんでした😨

 

 一説としては、
◆「鬱陶しい」というのだから、あくまでごく自分自身に関係すること
~自車のエンジンブレーキが効きすぎて、つまりガンガンアクセルを踏み続けておかないと=少し緩めただけで、自然な減速感が大きすぎて不都合だ👊

・・・という、運転時の不満の話ではないかと🤔
当方は直感ではそう思いました💧

 

 いや、「そうではない」との解釈の方が多数派でしょうか。
 どうやら、
◆あくまで、自分以外の、概ね一台前を走行している他の車両における「エンジンブレーキ」という機構に対して文句を言いたい
ということのようです。
〔エンブレ〕が〔うざい〕ということなので。

さらに言えば、本質的には、
◆エンジンブレーキそのもの対してではなくて、【エンジンブレーキ】を多用するような運転スタイルのドライバーに対して
寄りの感情について述べられがちな展開

それが、『エンブレうざい』という表現ですか。なるほど。
日本語って、多様性がありますね😲

 

 さらにもっと噛み砕くと、【気に喰わない対象】とは、
◆前車が、(前方の 信号機が赤の場合等、)停止地点に向かって減速傾向にある折に、《フットブレーキで/車体の後面に設置された赤色のブレーキランプを点灯させて》よりも先に、アクセルペダルの踏み込みをやめて自然減速で空走期間を保つような制御スタイル

を指しているようです。

 その評価根拠は少し考えれば慮ることはできますよね?
 めっきり、《前車のブレーキランプを頼りにしてしまっているから》です。

👇で、論理を取り違えるのと通じています

 

 他方で、『急ブレーキ踏む前車、ウザい!』との指摘はごもっともなところ、ですね。でも、前述したような「自然な減速」に対して、って…😵‍💫

 そのような「まさかの言い分」なので、冒頭の”流行り言葉”の真意を掴むことは難題と化すのです。
 本質思考を深めてしまうことで理解に苦しむ…という副作用を生んでしまう”気付き”を得る機会となりました(◎_◎;)


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