先割れスプーンのデザイン - 左利き⑧ +
皆さんのご自宅に、この写真のような形状の食器はありますか?
食品によっては重宝するのかもしれませんね。
具体例としてはどのような場面でしょうか?
同時に、慣れないうちは、先端が唇などに当たって傷めないように気を付ける必要があるかも知れません⚠ 「尖り具合」を見た感じでは、少しだけ不安にならなくもないです😞
写真のアイテムについてさらに補足すると、これは『ラーメンフォーク』と名付けられている発明品💡で、「全国区ではない、ある外食チェーン店」ではお馴染みのもの、とのことですので、周知度には偏りがあるのでしょうか。
ただ、出店エリア内(名古屋の会社で、東海~近畿に展開)で生まれ育った当方にとって、事実上の初見でした。
”出所”であるラーメン店『スガキヤ』🍜に関しては、その存在のみ知るものの、実際にこのフォークを使って食事をした経験が無く、当該「工夫仕様」について知った際には、ある意味で新鮮でした😲
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このデザインの特徴は、初めてご覧になった方でも察しがつきますね。
〔スープを飲むためのスプーン〕と〔麺を食べるためのフォーク〕が合体した”ハイブリッド”食器となっています。
そして、ご覧頂いたこのタイプ👆は、2007年に改良が施された後のもの、だとのこと。
旧タイプはというと…
こっちの方がより「機能的」に見えますね。
でも”改良”とされているんです。
改良前のタイプがこちら👆なのです。
何が「不都合」な点とされ
どのような判断の根拠で
見直されたか、
お分かりになりますか?
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あ、また表題に出してました!😅
左右で非対称な当該旧タイプの『ラーメンフォーク』は、右手で持つことを前提に形造ってますね。左利きの人にとって明らかに不便でしょう。
これだと、スプーンの方のファンクションが、左手で持った場合にアウトです👊
※シリーズ項⑤内で一例として紹介した『お玉』 - ファミレスのスープバーにあるようなもの に似た要件です
そのような(不満の)声が上がったのでしょうか。「対称形に見直された」という”改良”🤔
利き手が左右どちらかによって不平等があるのはよろしくないのですが、「当初の工夫デザインが存在した」という経緯からすると、【利便性の低下】がもたらされているという点は否めず、残念な展開であるようにも思います。
※【歯が増えた(3⇒4)】という点は、麺をすくいやすくなったという改良要素だと評価してよいでしょう👍
~一般家庭で使用可能、つまり市販されています。
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さらに🍴
我が家の食器棚(引き出し)にある例はというと…
やはり「合体型」はありませんでしたが、非対称なデザインのフォークはありました!
※3本のうちの中央のもののみ
当方自身、これの有効性を感じたことは無いのですが、このような形状に整えられている以上、何らかの目論見というか用途があるのでしょうね。
ともすれば、これもやはり、《右利き仕様》であるように思えてきます🤔
皆さんもこのような「何気に右利き用 - 食器関連」をご家庭で探してみてください。定番以外のものを🙋
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【右利き中心社会に苦言を呈する】その前に…
「当方が右利きだから」という点は関係なくごく客観的に。
まず、本質思考を☝
という提起軸の、本シリーズです😉
前稿につき、ご案内申し上げます👇
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