滑走路の入り口に書かれた数字のデザイン《後編》 +
昨日の記事からの続きになります。
まだご覧になっていない方は、先にコチラ👇から進めて頂くと、より楽しめますよ😏
空港の旅客機✈
次のようなことが気になったことはありませんか?
離発着/滑走の際、どちら向きなのか
あるいは、
何故チェンジすることがあるのか --- 🤔
例えば関西空港は、北東向きの【06】と南西向きの【24】との比率がほぼ半々の運用状況/どちらがメインというわけではない ように感じます。
※一応言っておきますと、便ごとに入り混じるように逆方向になったりはしませんよ!「こっち」と一度決めたら当分は”一律”です。
<Google Map>
◆右上:伊丹ITM、中央:神戸UKB、下:関西KIX です🛩
運航方角を決定する判断の根拠・主要因は「風向き」ですね。追い風を避けるように対応します。機体安定/より安全な運航のため☝
◆「風向き」の点では👇の記事の続編的です◆
でも、①伊丹空港は【32】から降りる北西向き滑走がほとんどで、②神戸空港を眺めているとどうやら【27】から降りる西向き滑走。関西空港ほどの
”臨機応変”さが無く制約的な環境下にある
ようです。
何故だか想像できますか?
◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆
①「風向きが安定的な地域だ」という要件について聞いたことがありますが、その他に、空港の北西側には宝塚~六甲の山があり、(対地高度低く)そちらから南西方面【14】へ着陸すべくアプローチするのは難しそうです。 ※3%程度のレア度らしいです。
②何よりまず離陸の際、『環境上及び管制間隔設定上の理由』により、西向き限定なのです。伊丹と関西の両空港がある中で、ですので、東向きの離陸は🙅🚫
全発地(方位)から着陸機のアプローチも、東側の大阪市上空からではなく西の方角からと決められており、離陸機とちょうど同じようなルート(明石海峡大橋上空通過)を逆向きに辿ります。
その後、風向等の理由で滑走路東方面からの着陸となる場合、直前で南側の海上へオフセット、経度的に一旦行き過ぎた直後で左に大きく旋回して【27】から降ります。
◆極端な大回り便◆ - ある日の羽田からの到着便✈
空域その他の都合上、北は丹波篠山市・西は姫路市にまで回り込み、西側【09】からそのまま着陸した例も見掛けました。
~搭乗客の中には「こんなに遠回りするくらいなら🚅にすりゃよかった」と思う人もいるかも😝
着陸”も”【9】側 = 離陸機と滑走方向が逆の東向き/空港の東側上空は一切利用しない で運用することもある、という話は驚きです😱互いに充分なインターバルを取ることを余儀なくされますからね⚠
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