郵便番号記載のデザイン +
お正月🎍に向けて準備する時季ですね。今回は郵便物の話です。
”xxx-xxxx”の形式の7桁の番号は、上の端にある枠内に記載することでお馴染みですが、その文字は誰がどうやって読み取り、活用するのでしょうか?
今では、機械にかけられて超高速で読み取られます。その判読結果が、郵便物の表面に、目視できない様式(≒透明なインク)でバーコードの一種が打ち込まれ、配送拠点ではその情報を読み取って仕分ける、という仕組みが構築されています😲 ※稿末に別記事へのリンクがあります📖
さて、(年賀はがきの話ではなく、)四角い”枠”が予め印刷されていない一般的サイズの封書等に番号を記載する際に、留意したい事項がある、とのことなのですが、皆さんはご存知でしょうか?
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答えとしては
番号の頭に”〒”マークを付けない(方がよい)
ということです。機械で読み取る処理の際に、これが「余分な文字」となり、自動判読に支障がある🙅とのこと。つまり、
”〒”は、ありがた迷惑
なのですね💦
凄まじい速さで、10種類の数字を、多少のクセがあり得るにもかかわらず上手く読み取っていくスグレモノな機械なわけですが、ほんの”〒”で混乱…?
『”〒”とおぼしき文字が頭にあったら、それを除いて(無視して)残りの部分から7桁数字を引き出す』との処理プログラム構築にまで辿り着こうとはならないのか、という疑問が生じました😡
※近い将来、改良されるのかもしませんが、これの草稿を書き始めた頃はまだそうなっているそうです💦
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《さらにこのようなプチ”気遣い”も》
封筒の標準形式は縦長/縦書でその左上の位置に切手を貼ることになっています。では、一般的なサイズの横長の封筒の場合、”同様にして”左上の位置に貼る、という人はいませんか? -----
消印を押す工程で、職員によって手作業が発生することになるらしい《同じく草稿時》ので控えましょう。縦長のものと重ね揃えた場合の位置と同じにするため、(これこそが”同様にして”)右上の位置が適切👌です。
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さて、当該ページで日頃採り上げている事案に対し、継続的に興味関心を持って目を向けて頂いていると、『”気付き”の自主性』が高まることにつながるのでは、と思っています。
例えばこの「切手を貼るべき位置」について、情報知識を得たことによってより適切な行動を取るようになる、という流れになるだけではなく、「これはおそらくこっちの方が良いのだろう🙆」と、自身の感性によって導き出せるようになれるかもしれません💡
繰り返し申し上げていますが、このページの主旨は、知識や雑学を高める教示などではありません🙅
モノゴトの捉え方についての起案を、広く多くの方にお伝えできていないことを思うと残念です😓
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郵便番号に関して、まだ続きます。
20数年前のことでした。《7桁制が導入/改変された有効性》とは何でしょうか。長い宛先住所をツラツラと書く手間を省いてくれるのではなかったのか!?郵便局側での処理効率化は確実に進んだのでしょうけれど。
【住所の市区町村名(行政区名)まで記載を省略することができます】とされている通りに全国民が町名以下のみで運用すれば、総じてすごく大きな手間が省けるはずで…😥
でも、実行しているのは放送局宛や郵便局留めの懸賞応募ハガキくらい?
つまりは、5桁(3桁)⇒7桁への移行の際の〔手間や努力〕は〔便宜〕として享受しなくても平気な人ばかり⤵だということ…
「見返りを求める」という表現を使ってしまうと元も子もないですが、「動機づけ」としての説明も郵政からはあったような気がしています。その「仕組み」に則らない…
実状としては、【もし番号部分を書き間違ったら、住所記載の部分を見てくれて、それを根拠に望まれる配達先へと届けてくれる】というケースも多いのでしょう。
そのような展開を意識・期待しているのか関係ないのか、”念のため感”満載😞
+++ でもさらに、細かいところまで突き詰めると…
【7桁には町名の情報まで含んでいる】ことがほとんどのような気がします。それなら、【住所の市区町村名(行政区名)まで記載を省略…】のもう一歩先の町名まで省いても👌という話になるのでは?そう考えると、区切り方に重複感があります(。´・ω・)?
《主に仕事において》
拭えど拭えどユーザーに蔓延る『念のため感』を取り去るための要件として、(もちろん事務領域を含めた)作業工程内に”さり気ない”チェック的仕込みを差し挟んでおくという施しを目論む。これが実効的業務改善の心得の一つです☝
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