駐車スペース『車止め』のデザイン
自動車運転における【ペダル踏み間違い事故】が増加傾向にあるとの話題は、おそらくほとんどの人が見聞きしたことがあるでしょう。
車体側への改良が様々進んでいるが、【駐車設備側に対する施し】もあり、秀逸なアイデア仕様のものが、何しろ「開発自体は十数年前に既に!」とかなんとか… 以前時々話題にのぼりましたが、その〔施しアイテム〕がメディアで紹介されているのを見掛けたことはありますか?あるいは、実装されている駐車場に入ったことはありますか?
仕組みについて大雑把にいうと、車止め部分にローラーが仕込んであって、逆方向に発進しようものなら、車輪の回転力をローラーが吸収して乗り越えていくことはなく、事故防止に繋がる。そのような効果です。
ただやはり、気になる要素の存在が無視できません…😔
状況想定=効果発揮前提が「限定的」過ぎる感が無くもないですが…やや細部の仕様について以前聞いたところでは ---
◆普段はロックがかかっていて、ローラーに一定以上の力がかからないと回転しない≒悪ふざけで人が乗っても転ばない?
という配慮仕様も施されているようではあります。
が、むしろ、以下のような弱い要素があるように感じます。すなわち
◆後退で車止めへと接近する時、の想定。4WDではない一般的な乗用車は後輪駆動(FF車)ですので、その車輪がローラーに当たることが要件
◆左右の位置として、車止めに当たらないようなずれ方(いわゆる”offset - オフセット”)で接近したら何ら効力がない
◆そもそも、発生ケースとして、「勢いよく後退しすぎる」よりも「前進で停止を要するタイミングに誤ってアクセルを踏んでしまい頭から突っ込む」例が多そうなのに…
◆コスト高
思いつくままに書き並べたものが上記ですが、前稿の【そもそも前向き/後ろ向きのどちらで駐車するのか】との要件が伴っていそうだ、という点が記事連携の論点になっています。
◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆
さらに拡張思考が伴います💡
一旦少し話が広くなって、【運転支援システム】の類。
前方衝突危険予知あや車線はみだし(ふらつき)警報など、多彩で、時代と共に進化してきているのだ、との見方が主流でしょう。重大事故の”減少”傾向に貢献しているのではないかと思います。
同系統の『パーキングセンサー』。
これが過剰反応で、最後尾まで下がらない振る舞いに困惑する、という話題を見聞きしました。
(自車にその装備が無いので一層、想像による発言が多くなってしまいますが💦)本懸案は、センサーが過剰過ぎて、うるさかったりという副作用があるため/もしくは運転者が極端に怯えている? 「機能の発動具合がフルにならないように」との回避行動の一例が現れた、と言えそうです。
※もし貴方やご家族それの実施者で「別の目論見があるのだ」ということでしたら是非教えてくださいネ🙏🏻
最新技術を導入した施し。
しかしながら、万能にはならない。設定塩梅は難しい😵💫
併せて、本質思考的に気になる点。
メーカーによる【センサーが正しく検知しない場合があります】系の注意事項リストに含まれるのは、上記とは対極的な《アラートされるべきところが鳴らないケース》≒万能ではないので過信は禁物 系の方ばかりに寄っているかと😔
#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #コラム #最近の学び #毎日note #工夫 #生活 #交通 #駐車 #車止め #バック #ペダル踏み間違い事故 #ローラー #パーキングセンサー #検知 #過剰反応 #思い込みが変わったこと #ニュースからの学び