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優先座席の前に立ちはだかる

 鉄道など公共交通機関の車両内において設置されている『優先座席』💺これのあり方や心掛けについての一般的な言及が頻繁に行われていることは皆さんご存じの通りです。
 毎度のことですが”ありきたりな”視点の提起をここで重複的にお示しすることはしません🙅マナーの話をしたところで枚挙に暇がありませんし、「答え」はありません。

 今回提起するのは ---
【優先座席に居座り、『譲るべき希望者』が目の前にいるにもかかわらず、知らんぷりしてそこに着席し続ける人】などよりもっと、ある意味で”タチ”が悪く控えるべき振る舞いについて。

※感染症対策を意識するようになった以後は、「詰めて座る」場面は減少(回避)傾向にありますので、それ以前の頃の感覚でもって、行為の本質部分のみに注目して頂いた方がよさそうです👍

 

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専用席ではないので誰でも座ってよい。
ただし、お年寄りなどそこに〔座りたい〕と思っているのに立ったままでいる人が居たならば譲る

という捉え方に至っていない人は相当いるようです。
 つまり『優先座席には座ってはならない』との定義が独り歩きしている状況が、近年では特に目立ちます。とは言え、逆に『座らなければならない』、という話ではもちろんないのでただ立ったままでいること自体は自由です。

 でも、その先の”望ましくない”所為を平気でやってのける事例が散見されます。

優先座席の前に立ちはだかる小

 この画像の現場を観察してみてください。奥まっているので狭く見えるかもしれませんが、優先座席が一人分空いています。その正面に男性が立っていて、そこに至る手前側のすぐ脇にもう一人、立ちはだかっています。彼らはスマホに夢中であることも例外ではありません。
 この状況でここに歩み寄り、横に立ち退いてもらってまで座りに行く積極性を持つ〔優先座席者〕は…滅多にいないと推測します。

 どの程度の確率で現れるかどうか、はさておき、本質追究として言えることは、【着席せずにこのように立ち位置を確保するということはすなわち、狭い車内で、1人で2人分のスペースを占有している】ということです。
※都心の混雑した歩行通路などで前の人に続いて歩かずに”車間距離”が広すぎる人や、胸の前のスマホ・テリトリーを多く取る態度と同様。『占有』の認識が無い…

 座るのに遠慮がちな人を遠ざけるわ、倍の場所を食うわで、本人の自覚には到底及ばないこのような”考えない”振る舞いは、「自分は疲れてるんじゃ!座らせておいてくれ!」との言い分の人よりも余程”困ったちゃん”であるのだと気付ける現場なのです😞

 

 

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