親切設計自動販売機のデザイン - 硬貨の説明 +
表面を一瞥しただけで「これって秀逸🏅」と感心してしまう事物に関して異なる角度から見たり本質思考をしてみよう --- という提起を数多くしてきましたが、その一例について想起するきっかけがあったので以下、再掲します✍
大阪都心部の地下鉄の駅構内にて📷飲料の自動販売機の前面に表示されている内容をアップで撮ったものです。本体そのものや商品に関することではなく、この掲示の内容・目的・効用に注目しています(p_-)
来日外国人(主に旅行者)については、パンデミック後低減したままですが、それ以前からの施しでしょうか、英語・中国語・韓国語で説明書きが添えられています。内容/主旨的に、明らかに日本人向けではありません。
これの実効性を思い描いてみると…
日本の硬貨って、「自分が日本で生まれ育って馴染みがあるから」という点を極限まで排除する意識を持ちつつ、ワールドワイドな目線で他所(諸外国のもの)と比較すると、「分かり易い」「混乱が生じにくい」デザインであるように思います👍
・大きなアラビア数字で明示されているし、
・【セント】:つまりは【銭】 という単位は無くて単一的であるし、
世界的にみても”不慣れな”人にとっても混乱は小さいように想像します。
対照的な代表例はアメリカですね。アラビア数字が明示されているとの印象は弱いです。
にもかかわらず、です。これは”お・も・て・な・し”の心の顕れなのでしょうか。
「わかりにくい!」という声が上がってくるから、なのでしょうか。
このような形となって貼り出されています。
上述したような解析と本質思考をした後の私見としては、賞賛するような感覚には至りません。
逆に、日本円の紙幣や硬貨の《外国人にもフレンドリーなデザイン》そのものの方がむしろ秀逸である、ということに気付くことになります💡
この”配慮”デザインは、意外と多くの「おやっ?」を生じさせてくれます。貴方にはどのような引っ掛かりポイントでしょうか?
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