「ここにお並びください」のデザイン・別例 - ナッジ④ +
これまでも何度か採り上げた【ナッジ】と呼ばれる”仕掛け”の一例と言える話が以前、読売新聞の記事で紹介されていました。
京都市交通局のバス停🚌での工夫事例、とのこと📰
記事によるとこのバス停では、【待ってる客が歩道に広がる】【点字ブロックを塞ぐ】振る舞いに対する苦情があり、その対処としてこのような線を引いてみた(低コストでテープを貼った)だけで、皆のお行儀がよくなった😸らしいです。
つまり「効果覿面(てきめん)」との評価です🥇
◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆
諸外国と比較した場合に日本人は「並ぶ」特性があるとか何とか見聞きしますが、どこが?と思ってしまう場面が多い当方。今回の例のような「仕向け」があって皆がそれに従っている実態があるならok👌ですが、多くの場合、気ままに(各人の思い思いに)おかしな方へと列が伸びていきます。
【それを理路整然とするための策=一本、線を引いただけ】が功を奏したという模範的事例/関係者の評価ですが、類似した施しがあるにもかかわらず実際のところは「そうは上手くいっていない現場」を目の当たりにする経験が多いです。
さらに言えば、
列をなす〔方向〕のみならず、
〔前の人に続かない≒詰めない
⇒所定の領域に並ぶことが出来る人が減り、全体として行列が膨張する〕
というポイントも、ほとんどの人が意識不足していると感じられる要件です😞 ※”ソーシャルディスタンス”要件はさておき、として
そして、この種の事例について考えた際、最も厄介なのは、”逸脱”するのは概ね一ヶ所であるという点です。
つまり、途中の誰か一人だけでも秩序を乱すと、そこが綻びとなり、以後はドンドンおかしくなって、修正のしようがなくなる≒意志があっても自力ではどうしようもなく、一つ前の位置の人に従わざるを得なくなる・・・との特性がある懸案です。
ここでも、一人ひとりの自覚と工夫思考が要件になります☝
何か妙案はありませんか?
今は無き、
《旧・東京メトロ銀座線の渋谷駅》
も登場🚃 👇
#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #コラム #最近の学び #習慣にしていること #毎日note #生活 #目的 #工夫 #バス停 #整列 #ナッジ #修復不可能
【サポート頂く】=【より多くの方に起案主旨を届けたい!との願いを叶えることにお力添えを頂く】 --- 記事のシェア等によって、より多くの方に「記事に触れる機会」が生まれ、過ごしやすい社会がもたらされることが最大の喜びです😍 貴方のお気持ちは起案内容の質の向上に繋げます!