うずまきのデザイン《前編》 - 蚊取り線香と台風
言わずと知れた夏の風物詩。蚊取り線香🌀
これに着火して使用する際には、スタンドのような先の”爪”に差したり、中が空洞になった陶器のような(主に🐷のイメージ)容器の中で吊るしたり、トレイのようなものの上に置いたり、しますね🔥
”裏””表”で言うとどちら向きがしっくりきますか?
👇左側が表で右側が裏、なのだと思います。
本質的に、どちらにしても結果や効能に差は無いはずですが、製造過程上なのでしょうか、この画像でも分かるように「見た目は少し異なっている」ようで、使用者の心理(?)として左側のように【上側/見える側】をセットしている人が多いような気がします。
※異論あるかもですがアンケートが主旨ではないのでスルーください🙏
※また、「〇巻き」と「〇回り」とどちらを用いるかで感覚が異なってしまうかもしれませんが、互いに”寄せて”おいて同義だとみなしてください😁
渦巻き。このアイテムを表側を上向きに置いた(画像左側)として。
火を点けて進行していく様子・プロシージャであることを意識したなら、【左巻き/反時計回り】との言い方になります。
これは、北半球における台風の渦🌀(=中心に向かって風の吹き込んでいく様子/雲の流れ)に関し、【左回り/反時計回り】と画一的に表現するのと似ています。
が、もし右側のように裏返して置くと【右巻き/時計回り】です。逆転します。この点は「当たり前」でしょうか😁
そして、どうやら、【巻き】の方向は製品によって異なるようです。つまり、この画像の製品以外に逆にカーブしたものもあるようです。
いや、そもそも。
上述文脈において当方の意図によって『燃えていく行程について』を軸に展開したせいで右だの左だの表現したわけですが、人の捉え方によっては、『中心からどのように巻いていくのか』を軸に見て【右巻き】or【左巻き】とみなすこともあるのではないでしょうか?
その場合、違和感を抱くに至るどころか、全く逆になるため、相互会話において等、「行き違い」が生じかねませんね😵💫その点で、【『中心に向かって風が吹き込む際の回り込み方:左回り』とブレなく表現できる台風】にはない特異性を持った一例が「蚊取り線香」であるように思えます。
《裏にするか表にするか》あるいは《どこを基点に”巻き”を捉えるか》… 2x2の多様な表現になることに気付かずに自己定義してしまうと、要らぬ混乱を招きます。
そんな話の続き。次回へと繋がります☞
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