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乗り物の出入り口は左右どちら側? +

 このページでよく題材になっている〔鉄道〕の場合、駅によってホームの位置が異なるため、出入り口の扉は「左右」。駅ごとに変わります。

 (幼稚園のお受験問題に昔あったとされる)バスの昇降口🚌は「左側」にありますが、これは日本の「車道が左側通行であるから」と認識されるでしょう☝

 

 では航空機✈はどうでしょうか?
 一般的な路線便で、空港ターミナルから搭乗する際、機体に連結されるボーディングブリッジやタラップは全て左側です。外国でも同じで世界的なスタンダードです。右側にも扉はありますが、緊急脱出用の他、業務用としても使われるそうです。

 でも、旅客の出入りは「左側」に統一されています。その点が気になったことはありませんか?

 

 もう一つ、主要な「乗り物」のことを忘れていました。それに由来しているようです。
※ロケット🚀ではないですよ

 


 

 航空機における旅客昇降口が左側になったのは「船」の名残。船に倣った用語や慣習が様々あるようです🚢

 船の左舷は「ポート・サイド - port side」と呼ばれます。元来、左舷を接岸して人の乗り降りを行ないました(現在も一部例外を除いてほとんど)。航空機はそれを引き継いでいるとのこと。

 では何故左舷か。
 昔、舵は船尾中央ではなく右側に付けられていたため(船尾で操舵する小型ボートをイメージ!右手で操作しやすい?)、自ずとその逆側の「舵が無い方の左側」を接岸していたとのことです。
 右舷は「ステアリングボード・サイド - steeringboard side(操舵)」が訛って、現在では「スターボード・サイド - starboard side」と呼ばれています。

 

 この事例は「工夫デザイン」というわけではなく、自然の成り行きでそうなった、という感じでしたね🙄

 「どこの空港でも、どんな搭乗口でも、いつも左ドアじゃん?」と疑問に思うことがあるかどうか、という話でした📖

 

*** 👇貨物ドアは右側や鼻から👍 ***

 
 「えっ!? “鼻”が開いたりするの?」と思いましたよね?
 この仕様をご存知の方は少ないのだと想像します。貨物専用機の一部の機種のみ、です。

 ですが。ボーイング社にはこのような貨物機があるんです😳
(軍用機の領域を持ち出すとキリが無いでしょうし当方は暗いので紹介できかねますが^^;)航空機の大型部品などを含む特殊な物資を搭載・輸送している機種。

本稿の主題となっている《ドア》。
無さそうですよね!

《Wikipediaより》

 

 ベールに包まれた、謎の機種。
 当方も生で見たことはないのですが、これのデザインがどうなっているか、想像してみてください。つまり、搭載貨物をどうやって出し入れするのでしょうか?

 

👇 ☟ (答え) ☟ 👇

 

 

 

 

 まさかの、【ポッキーン】と折れた様子😲

《Wikipediaより》

 

 この『DREAMLIFTER』は世界に4機しか製造されておらず、”来日”することはめったにありません🙅‍♂️

 日本国内空港としては「中部」のみ飛来実績あり、だろうかと😲
※当機を含めた大型貨物機の「到着目的地」としての実状は、成田・羽田・関西などよりも”一極集中”しています
~何故か、考えてみてください🤔

 

来日することが珍しい・・・

『セントレア』と呼ばれるだけのことはある😁

 
 というオヤジギャグで〆ると誤解を招きますので一応説明を申し添えますと、『中部国際空港/セントレア』= centrair であって、"rare"=珍しい ではありません🙈
⇒central airport 中央部の空港 が由来
 

 

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