
『アイデアは質より数』とする思想の信憑性?《後編》
前編では、表題の思想に対して疑義を唱えました。
さて。続きです。
『カイゼン論』。本質思考を軸にすると無数に展開できます。
そこで、もしかしたら貴方も触れたことがあるかも知れない、「よく言われる」話。
〔革新〕や〔進化〕という大掛かりなものでなくても現状を見直す際に・・・
『まずやってみて、もし上手くいかなかったら元に戻せばよい』
という、【重い腰を上げさせるための説得ニュアンス常套句】ですが、これは浅はかで薄いです。
真の『改善』は、確実に好効果がもたらされる施しであるからこそ
の提起なのです☝
あるいは少し好転した際に、
【『前よりも良くなったから』と”踊り場”的に満足してその先の伸びしろに眼を塞ぐ】というシナリオも起こりがち。
発言者の気持ちとして「既に前進しているからその調子で!」というモチベーション上げの目論見由来のニュアンスばかりではなく、むしろ、「もう安心安泰」という【以後の推進力を削ぐ阻害要因】の方が大きく作用します。
中途半端な心得ではすぐに元の木阿弥となります。それが現状維持バイアスの根深さで、払拭しきれるはずがないので永続的に高みを目指さないといけません。
その場しのぎの満足感のみで長期的な好転や成長が実現されるような例は少ない、と当方は実感しています😵

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