バーコードとQRコードの不思議 +
食品スーパー等の『セルフレジ』がだいぶ拡充してきましたね。既に多くの人が経験済みかと思います。
【赤色の光源に商品のバーコード部を翳す動作】あるいは後半で触れる【スマホでQRコードの写真を撮るような動作】の際に、対象の”向き”に関して気になったことはないですか?つまり、もし逆さにしても適確に読み取ってくれます🙆
不思議に思ったことはないですか?
セルフレジにおいて。
個々の商品に付いているのは『JANコード』とも呼ばれる一次元バーコードです。交互に現れるバーとスペースそれぞれの幅の組みあわせで一文字を表し、全体で13桁の数字になっています。
※《国コードに関する誤認》についての記事は稿末にリンク🙇
だからもし、(棒状赤色光線の幅の中にバーコードを収める昔ながらのスキャナのイメージで、それが)全体を”横断”するように、当てる光線の幅(区間)を左⇒右に順に進んでいくのだと想定すれば、「反対向き」に当ててしまうと異なる結果になりそう!
--- でも実際は左端にスタート/右端にストップを表すバーパターンがあって、それぞれを認知するため、「逆向きの誤読」は起こらないのです😲
その代わりに【エラー】が起きるのでは?との心配もなく、実際のイメージは、上記の光線の幅(区間)を超高速で行き来/往復している感じです。
単純に逆さにして左端から進めようものなら、上記の〔スタート〕バーパターンが現れないので「違う!」となり、瞬時に逆順で光が走り、読み取り完了!👍
光が当たった範囲で、【最初と最後はどこ?】のようなスタンスでスキャンしている(=逆さにして、〔最初〕が右方面に位置/反転していても関係ない) …それが一次元バーコードの場合☝
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他方、QRコードだと”面”の二次元なので「端」がありません🙅
「〔起点〕がどこか」別途分かるようにする仕組みを施す必要がある、という話になるのですが、〔正〕か〔逆〕かの二者が判別できればよいだけの一次元バーコードと比べて事情が複雑で、【見た目の反転パターン】は縦横上下の4通りあります。
その懸案に関わる要素については、「誰が見ても気付く特徴」として明確なのですが…
QRのコードを眺めていて「これは何?」と、今までに気になったポイントは思い当たりませんか?
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四隅のうち右下を除く3つの隅にだけある正方形。これは『位置検出パターン』又は『切り出しシンボル』と呼ばれますが、前述の懸案において役割を果たしています。
スキャンの際にどちら向きになっていても、全体の【データゾーン】のうちのどの角が”右下”か、つまり適切な方向がキャッチできますね👍
上下左右の方向を示す/感知するために必要なマーク、つまり「目的に沿って施されたデザインである」ということに気付いていましたでしょうか?
††† 「QR」とは、Quick Response の頭文字☝
素早い読み取りを実現している工夫ポイントの一つです🤔
掲載したコードは詐欺や怪しいweb siteへ繋がるリンクではでありませんよ👌 もしPCでご覧になっていれば、モニターにスマホカメラを向けた瞬間に解読📷とは、便利な世の中になりました☆彡
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