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『○万円の壁』談義と類似事項と - 残業前休憩

【15件連続で、記事タイトルの表現を『‥‥デザイン』という形式で続けてきましたが、今回ついに解除😅】

 よそと類似した議論を重複的にすることは差し控える、という基本姿勢にあるmy noteです📖
 1つだけ”モノ申す”ならば、「超える超えない」で本人の負担や損得の点ばかりが論じられるメディアニュースや専門家のコメントに塗れている中🎤

 いや、そればかりではなくて、【(本人ではなく)扶養者側が勤め先から冷たく”切られる”デメリットの大きさ】を問題視せずに留まってしまっているという論点の偏りが、毎度拍子抜けします😑
⇒健保とかその他、「働き控えをする」「超えないよう留める」のが妥当と言える要件は他にも諸々
※『モーニングショー』📺コメンテーター:浜田敬子氏が今週そこにキチンと触れていたのはレアな事例

 

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 さてさて。
 先日、ネットニュースで見掛けた事案🖥

《某地方自治体の職員の勤務》
定時の労働時間が終わった後、時間外勤務(残業)を始めるまでの間に45分間の休憩を必須とする労務管理上のルールを廃止した。元々は職員の健康を守ろうと設けられた決まりだが、「働き方改革」を求める職員の声を受けて見直すことにした。
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・30年ほど前から、午後5時15分に終業してから午後6時までの45分間は一律の休憩時間とされた。残業を始められるのは原則として午後6時以降だった。
・一律の休憩を設けていたのは、終業後すぐに残業を始めると、長時間にわたる連続勤務となり、労務管理上の問題があるとされたためだ。お茶を飲んだり軽食を取ったりして、残業に備えてリフレッシュする、といった時間の使い方が想定されていた。


というもの📖

 報道を受け取るほとんど全ての者にとって”他人事”なわけですが、少し立場を置き換えてみつつ🤔


 『30年前から』という設定当時の社会情勢や思考スタンスを想像するしかないのですが、【職員に対する配慮に基づくもの】というよりは、
①残業させないための足かせ や
②違った形での搾取
という思惑なのだと取られてもやむを得ないのではないでしょうか?

 一つは、45分間も余分に浪費して過ごさないと残業”できない”となれば、「もう、明日に!」という気持ちになる誘因として作用します --- ①。

 今一つは、残業勤務すると決めたとして、その45分間が明確な休憩となる可能性は薄く、表向きには跡が残らないような【その休憩時間中にもoutputを出すような過ごし方≒無償労働】を暗に促す誘因(あくまで”非番”であるとのテイは保っている)になることなど、容易に予測できている --- ②。

 あくまで当方の深読み/推測にすぎず、決定者の真意は不明なのですが、上の立場の者にしてみれば、

如何にして阻止するのか/端的な数値としての残業手当を低減するのか

に躍起になっていて、「休ませる/労う」のような”取り繕い”に誤魔化され/惑わされているようでは、気づき力の弱い馬車馬ばしゃうま🐎に・・・😫

† 当該『45分休憩必須』方針から連想したのが、『始業時刻を遅らせ=定時終業時刻がその分後ろ倒しされる』という、いわゆる時差出勤。本人が望んでもいないため決して配慮や融通などではなく、残業時間が結果的に短くなる効果がもたらされがちだと信じられているもの。つまりは超勤削減施策✂ 「朝一は来店客が少なくて暇している」など遊んでいるわけでもないのに😵‍💫

 

 各種『○万円の壁』を上げたり撤廃したり…という話の折に【国民にとって好都合な点】の類が毎度前面に出されるとしても、そこに含まれる策略は〔搾取〕の概念によるものである、という本質思考を深めてみるのも一案です☝
 ”上”もヒト。体系設定をする権限者の立場で《合理的っぽい方針》を採り、いかに表面上の促進を整えるか。

 本稿で挙げた2つの〔仕向け〕〔施策〕は根っこが共通しているように感じます🙊
 

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