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助詞省き というデザイン②

 この表題の前回記事から既に2年半経過していました。

 今週は《国語系》に偏ってきましたが、早速参りましょう🙋
 続編となる本稿②は、写真付きで、先にお示しします📷

 

 まずは、この和菓子🍵

《味は自慢》

 

 値段とか、パッケージデザインとか、その他の要素は違う・・・という意味を含んでいるのかな🫣

⇒”は”は要らない。 

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 お次。
 「市民マラソン」をはじめ、公共的なスポーツ大会での競技中の様子を、プロのカメラマンが”こっそり”撮影してくれている~気に入れば購入できる📸というサービスの最大手。10年以上前からお馴染みです。
 そのチラシ📰

《あなたの勇姿をインターネットで見られます。》

 

 この例においては、もしかしたら少し〔配慮〕要素が込められているのかも、と感じました💡

 貴方にとって、何か察しがつく点はありませんか?

 

⇒”を”の部分

 口語的には、ここは”が”にしてしまう例が多いような気がします。
 それを、きちんと、”を”にしています。

 「見られます」という述語との干渉があるように思います。
 この中の「られる」と助動詞は、ご存知のように〔可能〕の意味もあれば〔受身〕もありますね。
 そしてここではもちろん前者です。

 もし、上述の助詞の部分で、”を”ではなくて”が”にしてしまうと、〔可能〕のニュアンスよりも〔受身〕の方に寄ってしまう効果があるのでは? --- というのが当方の考察です🤔
※展開しているサービスの内容が内容だけに、〔受身〕に敏感になりがちだという要件も絡みます☝

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 ”を” か ”が” か❓

 関連する「オマケ」ですが👇

《タバコが吸える》

 「そうじゃなくて、”を”だろ!👊」という評価も人もチラホラ、でしょうか😵 

 だからこそ、ではありませんが、ちゃちゃを入れさせないためにも…

 

 大袈裟だとか過敏で考えすぎだとか、そういう着眼ではなくて。ほんの一文字の「無くても別におかしくならない語」なので、

意図的に無くしてしまう

という”試し”も、目立ちにくいですが、表面上の〔好感度〕とはまたひと味違った、本質的な効用をもたらすかもしれません☝

 この辺りの【どちらでなきゃならない】は辞書的に限定しなくても慣用的/寛容的でよいのかなぁ…とも思います。

 

助詞を省いてみては?

という試行実験を提案します🙋

文尾に”みたいな”をやたらと付ける人がほとんどになってしまった今、この案はよほど高効用だと思いますが、いかがでしょうか?

 

「お手本的」ではなくとも、「目立たないオリジナルな配慮込み」のスマートな日本語追究を📖 お見逃しなく👇

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