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「お礼先行」のデザイン《後編》

何かしてくれたから、『ありがとう』。
先に【礼】を言ってしまう展開、というのは、果たして・・・🙄

 昨日の《前編》でお示しした掲示/看板から連想したシチュエーションについて、《後編》では展開します。

 

 

 e-mailでの英文レターにおいて。 --- 全く縁の無い方には恐縮です^^;
 次のようなフレーズ(定型文)を見掛けたこと、あるいはご自身が使ったことはありませんか?

Thank you in advance.

※in advance 《副詞句》前もって・予め の意

 

 例えば、先方に、「資料を添付して返信してください」と依頼する際。
①『よろしくね』という”くだけた”ニュアンスで添える
という傾向があるのかもしれません。

 それ以外にも
②依頼に応えてくれて着信した。さらにお礼返信するのが面倒でもあるので、先にお礼までしてしまい、次の送信を省けるように、とのお膳立て目論見

 との捉え方もあります。

 当方が20代の頃、お恥ずかしい話。外国人からこの一文を受けた際に”学び”、「これはウマい!工夫追究の顕れだ」=②の方 と思い、真似をして自らが何度か実行したことがあります。

 後になって知ったことですが、ビジネスメール内での適用としては「相応しいとは言えない」と評されているwebページが多いようです。

◆少し押しつけがましい
◆(断る余地を与えず、)必ずやってもらいますからね🤨

感を生じさせてしまうリスク。

 英語を母国語とする人・そうでない人を問わず、一人ひとりの受け止め方に差があり、不愉快に感じる人が少ないないようだ、とのこと。

 当方は、「手仕舞いがスマート👍」との評価で”走って”しまった若気の至り事例でしたが、そうではなくて「ビジネスにおいて、丁寧な/謙虚な表現」との捉え方で意欲的に用いる人の存在も想定され、コミュニケーションにおける”すれ違い”が起こることが懸念されます。

 my note 内の他の記事でも度々提起している「良かれと思って…」がむしろ空回りしてしまう/一般的な多くのネット記事においてみられる真逆の展開【模範的とされてしまいがちで多勢がその本質的不適合に気付かぬままとなる】 例でもあるように思います。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 この例から、さらに連想した【お決まりフレーズ】があります。
~他でも提起したことがあるでしょうか✍

〇〇して頂くことは可能でしょうか?

 

 これは”模範的”だとされがちです。
 対人関係の〔配慮〕〔工夫〕方針として推奨されるようです。
 どこかで学んで基本姿勢として定着している社会人も多いことでしょう。

 でも、当方にとっては少なからずしっくりこず不快です。「してくれませんか?」の方が余程自然に受け入れられます。

 

 my note で重ね重ね言及しているように、「マナーの追究ではない」のでそこに向かっていきたくありませんが、つまり、

「誰にとっても確実に上手くいく」などという鉄壁な配慮表現など無いのだ

という心得に寄って頂くことを推奨いたします🙇

 

 

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