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2つの類似語句のデザイン④ - 美味しそう=食欲を…

 ほとんどすべての人が何の”引っ掛かり”もなく慣用に至っている。でも、「言われてみれば」気になってくる --- そんな【身近な話し言葉や文面語句】について、並記することで検証していこう🤔

 という新たな主旨のシリーズです📖

※最初に断っておきますが、当方は国語学者でも教育者でもないので、あくまで本質思考由来の違和感等について、”気づき”提起を展開しています。
~もし、語学的に誤りが含まれている場合には恐れ入ります🙇

 


 

 前日に🆙した以下の記事と似た”引っ掛かり”ポイントを感じる、という他の事例が他にもあります。

 目の前にある美味しそうなものを指して

『食欲を・・る料理』

 

 貴方の場合、ここにどんな言葉が入りますか?

 

①そそる
②そそられる
③(上記のどちらも👌)
④( 〃 ただし、時と場合によって使い分けがある)

 

 この例もまた、前回記事の話題からの連想語ですね。
 

①そそる

「モノ」の方が主語。擬人的に、でしょうか🤔

②そそられる

受動態的
(1)「ヒト」が主語。『食欲”を”そそられる』
(2)「食欲」が主語。『食欲”が”そそられる』が妥当

 
◆A(コト)がB(人)を…
・A surprise B
・A excite B
が土台となっていて、一般的には、B(人)の方が主語になりがちで
・B be surprised at A
・B be exited by A
のように、

Aを主語とする① と
Bを主語とする②

の2系統に速やかに収まるならまだしも! なのが本例の不可解なところで、

①『食欲をそそる料理』
②(1)『食欲をそそられる料理』
②(2)『食欲がそそられる料理』

 慣用的にはいずれも👌になっているようで🤔

 ②の2つの分岐/多様性は上述説明で分かるものの、①⇔②(1)の”柔軟性”って、意外ではないですか?

 ある意味で《対極的な語句》どうし。
 3つ前の記事で採り上げた『周知』と似た要素もあるかもしれないと再び頭をよぎりました。

 

 殊更、外国人など日本語を学ぶ際の困惑要素になることが危惧されます😵‍💫

 そこで・・・推奨🙋

『助詞省き というデザイン』 --- 
主旨が捻じ曲がってしまうくらいなら、
いっそのこと入れない!を推奨📣

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