ウィンナーのパッケージングのデザイン
昨日の記事で《雑学ネタを知っても深掘なく感心するばかりではもったいない…》という定番展開をしたのですが、そこからの連想です💡
noteでは数年前に公開した以下の記事。初見の方も忘れてしまっている方も、よそとは異なる展開・着眼なのでぜひお見通し下さい🙇
「やや高価格帯」のメジャーな商品。一般家庭の食卓に上がりがちなのですが我が家ではお馴染みではありません。
が、先日、スーパーでの買い物途中に見掛け、「ん?何だか異変が🤔」と違和感を覚えました。
後で調べてみると、この系統の商品に関し、『パッケージの変更が施された』と。2022年3月の記事でした。
約1年間、気付かずに過ごしてました^^;
「2個セット」が継続されていても、
> ③『売り場で立てて置きやすくなる』
と、先のnote記事内で言及した要素については事情が変わってしまったように感じます(◎_◎;)
【このようなパッケージの変更の主旨・目的、経緯、効果】等について、「メディア情報筋等で既に詳しく知っている」という方以外の「今回が初見」だという場合に、推理することはできますか?
👇 ☟ 《答え》 ☟ 👇
プラ削減 という目論見
のようです☝
地球にやさしい/環境負荷低減
包装資材重量が28%カット~1年間で248トン
コスト削減
辺りが示されたのですが、同時に
元の巾着スタイルは”高級感”とも言えるブランドイメージを備えていた
との評価があるため、それを放棄することによって売上減のおそれもあった、という話です。
売り場での「見た目」で消費者の購買意欲に差があるなし云々、よく言われますが、旧来のパッケージは好効果だったのでしょう。少なくとも、それまでの製造者側の”こだわり”はあったようです。
そしてついに、永年維持してきたものを、諸要件によって「見直す」決断をした、というシナリオになるわけですが、内容量減のような要素変更が無いかぎりにおいては「もう買わない」という消費者態度には至らないように思います。
※余談的ですが、当該『シャウエッセン』以外の他社の類似商品も追随改訂したような…🤔
だとしたら…
はじめから過剰な包装費で売価に転嫁(上乗せ)されるくらいなら、本質/品質勝負で商品価値(購入効用)の創造 を図りたいもの、ですよね…😵💫
ネット記事においては何かと”美談”化して盛り称えられがちです。経緯の本筋としては【包装をシンプルにした】という、時勢に乗った簡易な”環境順応”。
決して辛口を叩く意図ではなく、「空虚な絶賛よりも真の工夫カイゼンの事例を見て、そちらの方を適切評価」の方に重きをおいた心得でいたいですね。
ということで、次回もちょっとしたパッケージの話を続けます✍
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