ワンハンドで食事するデザイン - 回転焼/おにぎり
時々テレビなどで話題にのぼる《アンケート調査》系の例。地域間で差異がみられる類、でしょうか。
この”和スイーツ”の名前は何ですか?/貴方は何と呼びますか?
大判焼?
今川焼?
回転焼?(廻転焼)
…たまに”御座候”のような固有名詞もが並ぶ🤣
⇒関西では3が主流だと言われています。馴染みがなく初耳だという方、スミマセン🙏
その立ち位置から、続きの展開なのですが。
《回転焼》
これの「名前の由来について考えたことがある」という人はさらに少数派でしょう。
車輪のような形状に見えます。
だから、それが「回転」するような比喩なのだ、と捉える人が多そうです。
でもどうやら違うようです。NHKのチコちゃんによると🤔
現在の鉄板は四角ですが、当初はこれが円形だった、とのこと。
個々の商品が〔車輪〕っぽいからではなくて、焼き作業をする台の方を指していてそれが【回転する円形だったから】とされているようです☝
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本稿のタイトル内のワードを振り返ります。
『回転焼』は”おやつ”や軽食になるくらいですが、よりしっかりとした〔食事〕寄りとして、(箸やフォークを使わず)手に取って持つというスタイルという意味では似ていて、これ以外に真っ先に思いつくフードと言えば『おにぎり』🍙
特にコンビニで手軽に買えて、具が充実/ご飯の”仕上げ”品質も昔より向上していて、充分な食事として機能しますね。「食べたことがない」という人はほぼ皆無でしょう。
近頃一層、「コンビニおにぎり」が活況を呈している様子で、その理由として挙げられるのが、
【おにぎりは、すぐ食べられる~タイパ良い】
【スマホを見ながらなど、ワンハンドで👌】
などと聞きます🤔
”ワンハンド”??
タイパに拘っている様子の口ぶりでありながら、その5音を”片手”の3音にしてみてはいかが?🙊
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さて、そこで。
コンビニ業界は「冷凍のおにぎり」を拡充進めている(きた)とのこと。
諸々の『○○問題』が相まって、配送回数が減ったり食品ロス対策を意識した心得を土台の一部としてたり。従来品は賞味期限が短い”生鮮品”なわけですから、その点では理にかなっていると言えますね。
経済や流通が好循環するのは望ましいこと!
でも、ちょっと引っ掛かるところが・・・😔
前述した、「コンビニおにぎり」に対する評価ポイントを思い出しましょう☝
「その場ですぐ」でないなら、商形態の価値がもはや霞んでしまっていて、対極的な『保存食』ならスーパーとかでまとめ買いすればよいわけで、嗜好/志向がチグハグしているように感じます。
さらに評論家が言うには【冷凍だと輸出も出来る。シナリオとしてはまずインバウンド観光客が「美味しい」と。世界に国産米を食べてもらえるチャンス】だと🤔
もはや「コンビニおにぎり」から大いに乖離してしまっていて、《日本国産米食の世界規模促進》な感じに… 話の背骨がどこにあるのか分からなくなってきました(◎_◎;)
~話題拡張の際には軸足がブレないように/論点を安定化しないと「結局、何?」となってしまいかねませんね。自戒も込めて💧
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