お菓子のパッケージングのデザイン③ - パッケージの曇り +
シリーズ前回の②までとは対極的な展開になるかもしれません。---
〔美味しそうな食品に見える〕〔店舗での陳列の際、購買意欲をそそる〕等に関し、どのような見た目のものがベストか --- そのような類の議論に答えは無い、と個人的には思っています。
「これは欲しいとは思わない」な例があり得るとしても、「これなら確実に売れる」の方の定義はムリ🙅
そんな書き出しだと以下の思考例題に取り掛かる前に誘導してしまうかもしれませんが、一旦リセットして…🙈
さて、(写真印刷ではなく)中身の商品そのものの様子が分かるようにと透明なパッケージの例ですが、見ての通り上半分はわざわざ曇りが掛けられています。
濃い色などで中身を見えなくすることで内容量削減を誤魔化している😵💫という例は時々見られますが、この曇り加減はそれとは別のものなのだと推測されます。気になりませんか?
この施工の目的・理由は何でしょう?
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「濃いインクは勿体ないからこれの方がコスト削減✌」なんて答えはやめておきましょうか💦
これは、このエリアに表示したかった文字を際立たせる(=見にくくなるのを防ぐ)ためでは?という見方が有力ですが、メーカーへの確認取材は行なっていません💦
そう思えば、工夫デザインの一例に見えて、以前『選択的注意』のテーマの中で触れた内容にも通じてきます☝
《文字を際立たせつつお菓子の中身も見せたいから?》
もし、完全に隠されてたら、パッケージに写真載せたりしないといけなくなりますね。
つまり、二つの要素の共存共栄👫
中身が全く見えないデザインよりは見えた方が安心ですね👍
さて。
本稿の論点からの思考拡張として、おそらく数パーセントの人が連想したであろうアレ。
明日はその題材への繋がっていきます🙋
《 副作用付き情報に蓋をする試み》関連です📖
◆ シリーズ前稿はコチラ👇 ◆
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