見出し画像

展覧会場内の順路 - 進行方向のデザイン《前編》~【左利き】シリーズスピンオフ +

 美術品や歴史物の展示、水族館等の生物系も含みましょうか、その会場内では、多くの来場者が順序よく(重複や迷走なく)展覧できるようにと、一方向に進む【順路】が組まれていますね。これが、個々に説明文が付けられている場合は特に、
◆【欧米では右回り】であるのに対し【日本では左回り/壁に沿って左方向へと進む】を基本としている
という話を知りました。

 その理由を知ってますか?
 あるいは「そりゃあ左回りの方がいいよね!」という感想の人も一部おられるかも?

 

 概ね、「文字を読む/目で追う方向」として日本人の場合は【右から左】に馴染んでいるため、より心地良くスムーズに巡れるのだそうです。

 縦書きの文章を読むときに限って言えば、改行の際には確かにそのような”目配り”であると言えなくもないですが… (欧米語では全てがそうであるだけでなく)日本でも大方が横書き表記、つまり、【左⇒右】へと読んでいき改行は下へ視線移動しますね。それでも【日本では右から左】とは、自覚からは遠い気がしますがいかがでしょうか?

 何かと縦書きが多い環境下で育った年配の人なら…という展開であれば、多少は「なるほどそうかも」と思えるのでしょうけれど…🤢

 

 左右のどちらか、の二者を”争わせた”場合において、の方が「全体の傾向としてはやや強い」という捉え方が優勢になっているのかも知れません。『文字に限らず、絵画を眺めるような場面においても、日本人は視線を右から左へと動かして見る』という説があるくらいです。
+++ 野球や陸上トラック等では左回り との関連性は?続きの考察はまた次の機会に!

車体側面の文字記載において、意外性が見受けられることがあります。
稀に、英語やローマ字で右から読ませるのを見た時はその一貫性に感心することがあるような…
この例☟ 旧式の上側の表記が、下のように改定されたようです🤣

画像1


《左利き関連稿の直近稿です📖》

 

#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #コラム #最近の学び #スキしてみて #毎日note #工夫 #生活 #展覧会場 #左回り #左利き

【サポート頂く】=【より多くの方に起案主旨を届けたい!との願いを叶えることにお力添えを頂く】 --- 記事のシェア等によって、より多くの方に「記事に触れる機会」が生まれ、過ごしやすい社会がもたらされることが最大の喜びです😍 貴方のお気持ちは起案内容の質の向上に繋げます!