高速道路割引適用と除外のデザイン - 前編
この記事内で提起される点について、読む前に「既に想いを共にしている」人は稀なのだと推測するのですが、聞けば「それ、おかしい」と思って頂けそうな〔事実〕の紹介から入ります。
カテゴリーは表題の通りです。
普段利用されていない方には実感が湧きにくいでしょうが、《暫定措置》的なものがこれだけ長期に渡ると周知度が増してくるし、「マイナス影響を食っている」立場の人において、同時に一種の”麻痺”も生じているかもしれません。
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全国の高速道路。NEXCO各社管轄のもので開始されてから久しい《時間帯割引制度》として、『休日割引』『深夜割引』があります。
うち、前者につき、長らく休止措置とされています。
事の発端は「感染症拡大防止の観点」です。
【人の移動を阻止する】【緊急事態宣言に沿って】【ただ新規感染者数尺度】等、概念として、これらのうちのどの要件を主軸にして始まった措置かは正確なものは分かりません。つまり限定はできません。
※明文化されていたのかもしれませんがキャッチしていません
発動決定/開始は済んだことなので、一旦、前を向いて考えましょう。
当方の予想に反し、なんと、2021年10月現在も措置が継続されています。
端的に。
宣言解除をきっかけに「割引停止」をやめて元の体系に戻さずしていつになるというのだ?
管理会社のweb site には以下のように示されています。
感染症対策の基本的対処方針において、緊急事態措置及びまん延防止等重点措置が解除された後の対策の緩和は段階的に行うこととされていることを踏まえた国土交通省からの依頼により、10月31日(日)まで休日割引の適用除外を延長することとしましたのでお知らせいたします。
確かに『段階的に』という語は他の場面や領域でもよく聞かれます。その捉え方そのものは賛成及び納得です。
でも、
自動車交通の多瀕/繁忙性って、
〔蔓延〕から最も遠くないですか?
遠因であることは否定しないでしょう。家に籠っていればゼロなわけですから。
でも、その他のもっと人と人とが近接になる・マスクを外す…ようなカテゴリがいくつか緩まってますよね?
《道路交通制御の平時化が(かかる”段階”順序の)それらより後》だという捉え方って、いったい誰が共感するのでしょう?
主観的な評価ではありますが、あくまで本質思考に沿って捉えるなら、
◆メリハリの付け方
◆感染再拡大予防効果への評価力
◆「これはまだだ」という説得力
というものが見い出せず、
結局は
◆利用料=財源の落ち込みは困るので負担しなさい😤
という論点があるのではないか
という疑念を抱かざるを得ない”便乗設定”感が生じ、
・さすがにこれは充分納得している利用者なんて居ないだろう
・社会全体の〔対応力〕〔乗り越えるチカラ〕を試されているのに、これ?
…この施策は色々と残念です🥴
※関係ないですが、【『after ○○○』で元の生活に戻す】発想には賛成せず、あくまで【『with ○○○』でこれを機に進化】と捉える派です(◎_◎;)
とは言え、毎度のように、月並みな不満提起をする主旨の稿ではありませんので、貴方にとっての新たな”気付き”と「それってどうなの?」思考のきっかけとなることを願いつつ🙏
⇒ 関連懸案。後編へと続きます📖
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