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一歩外へ出ると…「行き届き」の範囲

 一流作家書下ろしの一流俳優陣が出演する映画『マスカレード・ナイト』が上映中🎬
 シリーズ3作目。一流ホテルを舞台としている点は共通で、初作『マスカレード・ホテル』が先日地上波テレビで放送されたので視聴しました📺

 「(☆が付いていそうで)自分はまず利用/宿泊🛏することはない」と感じながら😅…なので、親近感を持ちづらい設定ではあるのですが、その〔世界〕に関する興味深いセリフ(明言?)があったので、ご紹介です✍

 

どうして私たち(ホテルマン)がお客様の出発の際に「お気をつけて行ってらっしゃいませ」と言うか分かりますか?お客様がホテルの外に出られたらば、私たちは無力だからです。あとは幸運を祈ることしかできないんです。だからこそ、ホテルの中にいらっしゃるかぎりは、全力で、お客様の気持ちに答えなければいけないんです。   :長澤まさみさん

 難解でもなく、意外性もなく、受け取れますよね。
 お見送りする際にも「お・も・て・な・し」。

 論調としては、「一歩外へ出てしまうと、どうにも”及ばない”/何も施せない」という見地ですよね。全くその通りでございます🙇

 

 その筋の連想で挙げるなら・・・

 小中学校に通う生徒。学校側や先生にとって「一歩、校門(や教室)を出たら、もはや責任範疇外なので知らない👋」という態度にはならない実状ですよね?

 大人の世界でも、通勤途上の(交通事故など)出来事は、基本的に【労災扱い】になるわけで、本質としては相違があるものの、

”通い先の傘”は意外と大きいもの

だと感じる場面があります。


 かたや…

 【店内ならきちんとするが、店の外のことは知ったこっちゃない】と取れる態度が散見されること、連想されませんか?

 

飲食店前灰皿1

店内禁煙🚭
店外喫煙所🚬
客の店外行動など関与せぬ
店に関係の無い通行人への影響など知らぬ

  

 何も、管理下に置いて責任を持ってくれなどとは言いませんよ。常連であれ一見であれ関係なく。

 「灰皿を用意していますので、吸いたい人は外でどうぞ🚬」と、受動喫煙の本質を分からず『健康増進法』のカタチだけ取るような展開が散見されます。

⇒《迷惑喫煙の本質》関連の記事も過去に多数掲載していますので、”気付き”を得たい方はぜひ見渡してみてください🙇

 冒頭の【ホテルマン・スピリット】とある意味で対極的な、困惑させられる「わしゃ知らん🙉」態度について、貴方の”考える”はいかがでしょうか?

 

 そもそも、飲食店内の非喫煙者を守る(ような素振り(◎_◎;))のせいで、トレードオフ的によそにマイナスの負荷を生じさせてしまう副作用例が巷で溢れているうちの1つです。

 今月も類似事例が。
◆某地の祭礼はコ〇ナ禍でも行われ、観覧自粛方針のもと沿道に「目隠し横断幕」が敷かれたものの、隙間が少しだけある場所に観客が殺到している様子がワイドショーでも放送されました📺
◆路上駐車が多くなる時季にそれを阻止するために「コーン」を並べたものの、その措置がないすぐ近所の沿道へと逸らしただけ、という結果をもたらすことは想像に容易いはず。

 

 〔施し〕によって部分的に好効果がもたらされたとしても、その分の負荷が他方へとシフトするだけならそれは愚策であって、あくまで限定的な「見た目だけの整地」は困惑を膨張させるにすぎない、という本質を意識する必要があります。

 

 

 

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