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ケーキ店で受ける質問のデザイン《前編:名前》 +

 母の日🌷を迎えるにあたり、ホールケーキを購入するという方もおられるかもしれませんね。今回と次回は、お店でのワンシーンについて🍰
 自分が第三者として傍から眺めている時ほど「こうすればいいのになぁ…」との気持ちが湧いてくるものです🤔

 バースデーケーキ🎂を予約なしで購入する場面で、『◯◯さんおめでとう』のプレートをケーキの上にのせてもらいたい時の会話です。
----- 「プレートを付けてください」と客が店員に言います。承知した店員は、その後に尋ねます「お名前お伺いしてもよろしいでしょうか?」。

 この場合、何と答えようか戸惑うことがあります。

【プレートに書いてもらう名前のこと】か【自分の名字】か、のどちらなのだろう…

という点です。

 おそらく多くの人は「プレートに書いてもらう名前」を聞かれているということは当たり前、と考えるでしょう。でも、後者の方の可能性を考える人がいて、それには充分な理由があるのです。あながち”風変わりな発想”とは言えないのです。

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 あるケーキ店では、(いつも混雑していることが理由なのでしょうか、)注文聴きをした後に必ずお客さんの名前を尋ねます。そして包装(=渡す準備)ができたら、順次名前を呼んでいきます。番号を用いたりしないのはおそらくお客さんを大事にする気持ちに基づいているのでしょう。そのケーキ店のようなスタイルでの買い物に慣れている人は直感的に「自分の名字を尋ねられたのだ」という反応をしてもおかしくありません。

 また、バースデーケーキは予約することもしばしばあります。予約の際には自分の名字を伝えます。
※「この流れだとわかるでしょ?」との気持ちを抱くかもしれませんが、あくまで、訊かれた側が「一瞬詰まることがあるとしたら」を柔軟に想定している話です

 たとえわずかであっても、お客さんを戸惑わせないようにするための工夫として、ほんの一言足して、このようにするとどうでしょうか -----
「お誕生日の方のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」

 

 

 

後編は20220506の18時頃にリンクが有効化されます👇

 

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