プラスチック分別のデザイン《前編》
家電のリサイクルについて、とあるテレビ番組で紹介されていました📺
例えば、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電の本体の素材そのものに関して。つまり、金属その他の部品を取り除いたあとの(メインの部材の)プラスチック系の部分を仕訳したその先について。
リサイクル工場ではそれを細かく粉砕するのですが、一括りに『プラスチック』と言っても更に細分化される/複数種ある、ということを知りました。
PP --- ポリプロピレン
PS --- ポリスチレン
ABS --- アクリロニトリル・ブダジエン・スチレン共重合体
の3種類。
これらは互いに「わりと似ていて同じに見えるものの、成分や特徴が全く異なる」とのことで、粉砕した後に混在しているこれらをどう処理するかにより、素材としてリサイクル利用の可否が決まる、というもの。
その方法に関して、が今回《前編》《後編》での主旨なのですが、ここで意外性を放ったのが、上記のうち
2. と 3. との選別方法について☝
頼りになる”力”というのは『静電気』⚡
バラバラになった欠片が混在している状態のものを回転装置内で〔撹拌〕して生じた摩擦で静電気が起こり、それぞれがプラスとマイナス異なる電気を帯びる⇒次の工程では電極棒が設置されており、引き寄せられるように異なる方へ向かう仕組み。
科学素人の当方には説明文の工夫アレンジが難しいのですが、番組内では概ねそのような説明がされていました🎤『リサイクル率が大いに上昇した⤴』と😮
月並みな《まとめ》となってしまいますが、素材を生かしたリサイクルの目論見のために、このような工夫アイデアを適用し、あわせて低コストでできるようであれば、生み出す効用が大きく望ましいデザインだということになりますね👍
《後編》へと続きます
20240313 18時頃にリンクが有効化します👇
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