三路スイッチのデザイン - 知識無くとも”考える”ということ +
小学校の理科の単元『電気のはたらき』で直列/並列つなぎなどを学びます。教科書📖には回路図の記号も見られます。
下の図の各記号、分かりますか?
「警察署の地図記号!」と思った方は残念ながらハズレです💦
--- とくると、「教科に関する話が始まるのだな」とお思いになったでしょうが、少し違います🙅
それほど難解な話でもない、多くの人にとって身近な題材ですので、ここはひとつ、じっくりと「考える」を楽しみましょう🙋
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普通の電灯スイッチは
◆押すと点灯
◆もう一度押すと消える
という、押した回数だけon-offが切り替わるものですが、家の階段の電灯のスイッチって、タイプが異なりますね。
電灯は1つ💡 階下と上階と2か所にスイッチがあって、それぞれが〔on状態で押せばoff〕〔off状態で押せばon〕 …
身近なものですが、その仕組み(回路構造)について深く考えたことがあるという人はあまりいないようです😨
どうやら数%の人にとって苦手意識が強い領域の話ではあるようですが、そもそもこの例は
【専門知識が要求されるもの】でも
【学問の習熟度によるもの】でもない!
と思っています🤔
当方が子供の頃、「これって、どういうこと?」などと疑問に思い、前述の〔記号〕を既に見聞きして知っていたので、子供なりの想像力をはたらかせて、その”からくり”を回路図を書いてみたことがありました。「こういう設定にすれば上手くいくはず!💡」と。
その記憶がよみがえり、当時中学生の息子にも出題してみると… やや時間がかかりましたが、少しのヒントのみで辿りつけました👍
上でお示ししたパーツを導線で繋ぐだけのごく簡単な仕組みですよ!
周りに誰か居たら、ご一緒に考えてみて下さい(^.^)/~~~
アナログに、紙と鉛筆を用意して、さぁ、書いてみましょう!
◆ただ、一つだけ、柔軟発想のヒントが有効かもしれません😏
もし貴方が、「(on/off を切り替えるという結果をもたらす)スイッチというものは【回路を繋ぐか遮断するか】だ」という固定観念を抱いていると行き詰まってしまいます😵
最初に載せた図にもあったように、『三路スイッチ』という、「(どちらを繋げるか、)切り替える」という役割のものもあります。
※ちょうど、プラレール🚃でいうところの分岐ポイントのような感じ👦
いかがでしょうか?
難しいですか?
💡 🌟 👇👇 答え 👇👇 🌟 💡
家の電気は電池ではないのでその部分は省略し、肝心なスイッチと配線の部分にだけ着目すると、以下のようになっている💡という要件に辿り着きます👍
『知識無くとも”考える”ということ』
--- 大小様々あれど、このような想像力・創造力・工夫発想力を活かして、仕事では様々な業務合理化動線を構築するよう努めているのでした👍
※子供心を軸に言えば、「もし2か所双方で同時に切り替えてみるとどうなる?」系の好奇心⤴というのも望ましいですよね🤣
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