頑張らないことは正しいことか。【鬱】



頑張らないことは正しい?


「みんな頑張っているのだから、私も頑張らなければ」


鬱になったとき、何もできない自分を卑下した時期があった。

そして、この思考になる人も数多く見てきた。


臨床心理士の先生も言っていた。


「頑張らないことを頑張る」


うつ病者は無理しすぎである。と言われる。


けど、こう思った。

「頑張るな」って言うけど、頑張らない自分が嫌い


結論を言うと、うつ病者は頑張らないほうがいい。


だが、なぜ頑張らないほうがいいか?


その問いと、

【頑張らないときにやるべきこと】

を持論ながら書いていく。



「何もしていないのに辛い。」


なぜつらいか?

自分がずっと我慢してきた感情を抑え込んでいるから。

例えば、

「頑張っているのに認めてくれなかった」

「いつも怒られてばっかりで辛い」

それらの感情を抑圧し

「もっと頑張らなければ認められない。許されない」

と思っているからである。


鬱の時に頑張ろうとするときに、頑張ろうとすることは

家事や仕事といった目に見えることである。


本当の辛さは、家事や仕事ができないことではない。

自分の感情を偽って生きていることが何よりも一番つらい。


自分がメッセージを出している。

これ以上耐えられないと。

普段、仕事や学業といった生きていくこと以上に

自分自身と闘っている


だからつらい。


「頑張らない時にやらなくてはいけないこと」とは

自分が「辛い」と思うことをきちんと認識してあげることである。


それだけでいい。


家事や仕事は、後に体調が戻ればできるようになる。


その認識ができなければ、一生辛いままである。

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