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delyのデザイナーによる投稿をまとめています。
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#UIデザイン

事業会社のUIデザイナーがSQLを書けるようになったら、デザイン能力が爆上がりした

こんにちは、クラシルでプロダクトデザイナーをしているかしこです! 半年ほど前から開発チームに異動になり、【既存の機能改善】や【プロダクトのグロース】を担当していますが、SQLを書けるようになったことでデザイン業務が数倍やりやすくなりました🚀 この記事では、 ①SQLをデザイナーが学んだ先にどんないいことがあるのか  ②どこまでがデザイナーの業務に必要なレベルなのか ③知識ゼロから何を手がかりにSQL学習を進めたらいいのか を紹介していきます✍️ 章ごとに内容が分かれてい

事業会社の新卒UIデザイナーが半年で取り組んだこととその学び

新卒としてdelyに入社してはや半年(とちょっと)が経ちました。 入社してからいろんなメンバーと出会い、一緒にやってきたこと、できたこと、楽しかったことがいろいろ思い出されます😂 今回はそんな濃かった半年の軌跡を、できる限り具体的に書いていきたいと思います💡 この記事を特にみて欲しい人💡デザイナーである、という人は多くいると思いますが、やっていることは千差万別だと思います。私は、他のデザイナーさんがどのように業務をしているのか、何をやっているのかめちゃくちゃ気になります。今

delyに入社してわかった事業会社のデザインの楽しさ

こんにちは!UIデザイナーなりたてほやほやのほなみです! 4月まで大学生をやっていて、晴れてdelyにUIデザイナーとして就職しました。今回は、入社して2ヶ月経ったので、今やっていることや、会社のことについて書いていきたいです💫 (就職までの道のりなどは書けていないんですが、ぼちぼち書き残しておきたいなあと思っています。) この記事を特にみて欲しい人💡就活していく中で、私自身制作会社と事業会社どっちでデザイナーキャリアをスタートさせるのかとても悩みました。なので、同じような

進撃のプロダクトマネジメント

僕がサービス開発で意識している心得や考え方をざっと書いてみたので、プロダクトマネジメントの参考になると嬉しいです。 プロダクトマネージャ(PdM)として意識していること先ず実行し、同時に深く考えていく 新しい取り組みの時は、先ず形にして行動しながら考えを深めるを強く意識します。 例えば、新しい機能を検討する時は、先ずデザインを起こし、ユーザーニーズを把握する時はそのデザインを見せながら意見を聞き、手触り感を重視する機能ならモックアップを作って触りながら考えを深めてく事に

UIデザイナーを目指す新卒に伝えたい事を言語化してみた

delyで、新卒デザイナーを積極採用しているので、面接で話している事や伝えたいことを言語化してみました。(※一般論ではなくあくまでクラシル開発の話になります) 事業会社のUIデザイン業務先ず、学生がイメージするUIデザイン業務と、実際の業務が異なる事が多いので可視化してみました。 UIデザインの磨き込みを行う印象が強いですが、実際は左図のように、ユーザーの行動分析、アイディアを言語化し、デザインに起こしてみて議論をし、開発版のアプリで触ってみて、良ければさわり心地やグラフ

Material DesignでUIデザインをブーストさせよう

delyでクラシルのデザイナーをしているミカサです。 今回は、0→1、UIリニューアル、デザインシステム構築などの規模が大きめのUI設計では、Material Designを土台にして始めればOKだよ、という話を書きます。 こちらの記事は、delyのAdvent Calendar #1の18日目の記事です。 昨日の記事はAndroidエンジニアkenzoさんの「Firebase Remote ConfigのConditionsでちょっと複雑な振り分け方を設定する」でした。

UIデザイナーがSwiftを学んでUIを実装したら生産性が爆上がりした

まいど〜。dely株式会社(レシピ動画アプリ「クラシル」を作っている会社)でUIデザイナーをしているうっくんです。 この記事は毎年恒例の「dely #1 Advent Calendar 2020」の10日目の記事です。やっていくぜ!ウェイウェイ!(今年入社したので、まだノリがわかっていない) 昨日はnozaさんの良いレシピ検索体験とは?"選ばれた"を考えた話でした! nozaさんはAndroidやiOS、Webフロント・バックエンドなどなんでもこなせるマルチなエンジニア

クラシルに新卒入社して半年で学んだ5つのこと

僕がクラシルやTRILLを開発・運営するdely株式会社に新卒デザイナーとして入社したのは、2020年4月1日なので10月で半年が、インターンから数えると1年近くが経ちました。 毎日が新しい事ばかりで、見たこともない壁にぶち当たり、考え切ったと思ってだした答えも、視野の広さと思考の深さが足りず自信喪失したりして、見かねてサウナに連れて行ってくれる先輩やランチに連れ出してくれる上司たちに支えられて、ひたむきに走っていたら、デザイナーになってもう半年になりました。 素直に言え

デザイン負債を返済する - クラシルのデザインの展望2020

こんにちは、プロダクトデザイナーのミカサ(@acke_red)です。 クラシルはリリースから3年半が経過し、2000万ダウンロードを超えるアプリに成長してきました。しかし一方で、この3年半できちんと取り組めていなかったことがあります。それはデザイン負債の返済です。 そのアプローチとして、2019年の後半からデザインリニューアルの設計・実装を進めており、来年の2020年にかけてクラシルのデザインでは大きな取り組みの1つなっているので、本記事ではそのことについて紹介していきま

デザインとエンジニアリングをつなぐために重要な3つのこと

こんにちは。プロダクトデザイナーのkassyです。 これはdelyアドベントカレンダー8日目の記事です。昨日はVPoPの奥原が「プロダクトマネージャー1年目の教科書」という内容の記事を書いています。PdMを目指すデザイナーやエンジニアには必読の内容となっていますので、ぜひチェックしてみてください!! 普段はWeb周りの仕事をエンジニアと一緒に行っているのですが、そもそもデザインとエンジニアリングの領域は明確に区別できるものではなく、その間には重なり合う部分があります。

クラシルのWeb、絶賛カイゼン中です。

こんにちは。Webチームのプロダクトデザイナー kassyです。 外部イベントの懇親会などで自己紹介すると「え、Webもあったんですか!?」と言われることも多いのですが、実はありました。 Webはただいま絶賛カイゼン中なのですが、認知度を上げるためにも普段どんなことをやっているのか今日はお話したいと思います! バケツの穴をふさぐWebチーム全体の大きな柱として、継続率を上げるという目標があります。サービスをグロースさせるためには新規ユーザーの獲得も大事ですが、それ以上に

Fluid Interfaces実践 - なめらかなUIデザインを実現する

こんにちは。プロダクトデザイナーのミカサ トシキ(@acke_red)です。レシピ動画アプリ「クラシル」のUI/UXのデザイン領域を担当しています。 この記事では、WWDC2018にてAppleが提唱し、昨今のUIデザインの新たな潮流である “Fluid Interfaces” をいかに取り入れていけば良いか、クラシルでの実践事例をあげつつ、考えていきたいと思います。 ※この記事は dely Advent Calendar 2018 の16日目の記事です。15日目の記事は

デザインクオリティを素早く高める社内ユーザーテストのすすめ

こんにちは、プロダクトデザイナーのミカサです。 レシピ動画サービス「クラシル」を運営するdelyでは、ほとんどの新機能/改善施策のデザインプロセスにおいて、ユーザーテストを実施しています。 ユーザーテストは、プロダクト開発において、デザインの品質を高める上で非常に有効な手法です。 しかし、ユーザーテストの実施には時間的コストがどうしてもかかってしまいます。リリース前にうまくUIを設計できているかをチェックしたくても、「ユーザーさんを集めて本格的にユーザーテストを実施するに

モーダル表示の分類

昨今のiOSアプリにおいて、Appleの純正アプリを筆頭に、様々なモーダル表示を見かけるようになりました。いくつか例をあげて、それぞれのモーダルにおける意味をさぐっていきたいと思います。 はじめに モーダルとは モーダルの分類 ・Semi Modal ・Redirectable Modal ・Phased Modal まとめ はじめにこんにちは、delyでiOSエンジニアをしている佐藤慧(@johnny__kei)です。社内ではJohnというニックネームで通っています。