記事一覧
More-than Human Food: 贈与の連鎖としての食から生態系バランスを考える
こんにちは、Deep Care Labの川地です。
「食べる」って1日3回おこなう日常的な営みだけど、いろんな世界の拡がりを考えさせてくれる営みでもあります。『食べることの哲学』では、食は人間の動物的・生命的な側面と社会・文化的な側面がぶつかりあうような交点にある、と語られます。
食べなきゃ生きていけない、その意味では人間は他のあらゆる生きものと等しいし、一方でわたしたちはそこに生き延びる以上
土に”埋める”から、土に”還る”へ 土葬の衰退とヒューマン・コンポスティング
こんにちは。Weのがっこう0期生、三浦真央子です。
私は現在、奈良県奈良市に住んでいるのですが、先日近所の本屋に立ち寄ったら、気になる本を見つけました。
この本が「奈良を知る」といった趣旨のコーナーに置いてあり、一瞬ぎょっとしました。が、すぐに思い出したことがありました。
本に出会う少し前、自宅から車で30分ほど離れた素敵なインド料理屋さんへ行った時のこと。オーナーのかたが、「そういえばこの間、
もしもモノが声を持ったら?IKEAのイノベーションラボSPACE10のAR実験Everyday Experiments
生活を取り囲むのは、たくさんの「モノ」です。人間は日々たくさんの人工物をかたちづくって、日常や社会を成立させている動物です。ありふれた日常の営みでさえ、振り返るとモノがなければ成り立たないことがわかります。
たとえば、今、こうしてこの記事を書いている「執筆」だって、ラップトップ・ディスプレイ・外付けキーボード・マウス・メモ書きしたノートetcなど、たくさんのモノが実現させています。1日の、どの場
いのちを経済とデザインの中心に置き直す: Life-Centered EconomyとDesignの潮流
コロナウイルスはこれまでのわたしたちの社会の限界を明らかにしました。人と自然の分断・対立は今回のコロナ禍の背後にある大きな問題です。
同じく浮き彫りになった問題に、「いのち」か「経済」か?という問いがありました。経済を回し続けるのか、それを止めて(例: 飲食店を閉める)でも感染を防ぐのか。一方医療人類学者の磯野真穂さんはこれに対して、反論を唱えていました。
コロナにかかって亡くなりやすい人たちと
【Weのがっこうレポート】「わかりあえない」わたしたちのウェルビーイングと、内から湧きでる倫理性|ゲスト: ドミニク・チェンさん
みなさん、こんにちは。Deep Care Labの川地です。
先日・9月21日に、「Weのがっこう」のプレイベント第2弾&説明会として、ゲストにドミニク・チェンさんをお招きしたトークイベントが行われました。そのレポートをお届けします。
WIREDへの寄稿 (VOL.42 NEW COMMONS コモンズと合意形成の未来|More-than Human Commons)でも取り上げた「人間以上のケ
Weのがっこう開校へ向けて: なぜ気候危機時代、"わたしたち"のウェルビーイングを探求するのか
こんにちは。Deep Care Labの川地です。今回、気候危機時代にわたしたちのウェルビーイングを探究するオンラインのラーニング・プログラム「Weのがっこう」を2021年10月8日(金)〜12月10日(金)・全10回で開校します!さらにさらに、9月21(火) にはドミニク・チェンさんをお呼びして、プレイベント&説明会も行います。
Deep Care Labでは「あらゆるいのちをケアする想像力を