必要な情報を見落とすストコーマを分かりやすく解説。心理的盲点。活用法《アセンション情報》

最近では、たくさんの情報が一気に入ってきますよね。いろんなところから、いろんな情報。

人はそんな膨大な情報を全て処理できないようになっています。

人間の脳には、

〆RAS（reticular activating system：ラス）と呼ばれるフィルターがあります。

「網様体賦活系（もようたいふかつけい）と言われていて、このフィルターによって、情報が処理されるため、脳が必要だと思う情報だけをピックアップしているそうです。

そこで、起きる現象がストコーマです。

〆ストコーマとは

自分が認識した情報以外のことが、見えなくしてしまう、見えなくなる情報のことをスコトーマ（心理的盲点）と言い。【見えているようで、まったく認識していない脳の状態】

それは情報が入ってきているにも関わらず、認識した情報しかキャッチ出来ず、大切な情報を見落としてしまうことです。

例えば、

ベビーカーを探していると、街でベビーカーばかりが目に入ってくるとかありませんか？赤が気になっていれば赤色のものばかりが、目に飛び込んできたり、こんなに赤色ってあったっけ？って思うくらい。

後、実験結果にあるんですが、ダンスをしている人を見るようにと言われていると、その後ろを通っている人がどんな人だったかって、後ほど質問されても全く見えていなかったので答えられないという結果がほとんどでした。

それくらい、意識していることしか人間は入ってこないようになっています。

他にもこんなことがあります。お金ばかりを追い求めていれば、他に大切なことに対してスコトーマになってしまったり、仕事ばかりを追い求めている人なんかは、大切な家族のことがスコトーマになってしまうっていうようなこともあります。

幸せを求めているはずなのに、本当にたいせつな物がみえなくなる。

みんなそうはなりたくないですよね。だから人生の目標を一つに絞ってしまったり、選択肢を自分で決め付けたりして、人生の幅を狭めないことなんです。自分が考えていたこと以外で予想外の事がやってきた時にストコーマの状態になっていると、それ自体を違うって排除してしまいかねないからなんです。


これがスコトーマが外れた状態でもあって、広い視野が広がっているから、隠れているものが少なくなっていくんです。大切な情報や出来事をキャッチできるようにしておく。

そしてここで言えるのが、それだけ同じ内容を聞いていても人によってキャッチしているものが違うということになります。

〆入ってくる情報が日々、人によって違うということです。

なぜそのような作用が起きるかと言うと、人は変化を嫌う生き物であり、それが本能として備わっているからです。

脳が変化を嫌う。

つまり大量のエネルギーを余分に使うのを嫌がるからだそうです。だって毎回同じことを繰り返す方が楽だとみなさん思いますよね。それと同じです。

なので、本来自分の目標達成の為に必要な情報などを、見落としてしまうということが起きているんです。

だから、人は今までの自分というもが中々崩す事ができなくて、新しい事を習慣化させるのが難しいんです。

もちろん意思の弱さ、モチベーションなどの問題もありますが、それ以外にも心理的盲点が加わるということ。

逆に言うと、それらがすべて繋がっている。

ただ私は心理学者ではないので、あくまで自論ですが、試してみる価値はあると思います。なので、そのストコーマを起こさない為には、先にお伝えした、RASを上手く使う必要があります。

〆では、そのRASをどう上手く使う？

プラスに働くように使う方法。

それは、

すべての自分の行動に疑問を持つこと。日頃の日常の些細な行動になぜ？を常に持つ。

意識する。

またこれも習慣になりますが笑
この「なぜ？」は、いろんなことに働きかけるようになります。それが先程言った、マインドブロックを外すことにもなるからです。思い込みですね。

ここでは、マインドブロックは置いておきます。気になる方は、私の他の記事に書いてあるので読んでみてくださいね。

本題に戻ります。

なので、なぜを認識することで、脳のフィルターが、あれ？なんかいつもと違う…ちょっとフィルターを新しいのにするか、って感じで変化していくのだと私は思っています。

あくまでこれは私の感覚です笑

それが、習慣化されていくことで、新しいフィルターに進化し、不思議と色々なものに対して視点が増えて、街を歩いていても、スコトーマ（心理的盲点）になっていたものに自然と視線が行くようになります。

「なぜ？」が脳のフィルター交換をしてくれます。

そのフィルターをどんどん新しくしていくことで、必要な情報をキャッチ出来ようになり、今まで見逃していた情報を得ることが出来る。

それは、一見関係なさそうな様々な情報を結びつける事も出来るようになります。思い込みを捨てれるからです。

是非みなさん、ストコーマ意識してご自身でも試してみて下さい。