娘の夢はポールダンサー
もうすぐ小学校卒業の娘がいる
発達障害の兆候があり、年中の頃から療育を受けていて先日まで継続していた
途中抜けた年もあるが、トータル6年ほどはお世話になっただろうか
小さい頃は特性がはっきり出ていたが、成長とともに気にならなくなり、集団生活もやりくりできるようになったので、中学では支援は受けない予定だ
だが6年間の間にはいろいろあり、4年の時に、男性担任の声がこわいなどいろんな事が重なり、後半不登校になった
療育の先生に相談したりあれこれやったが悪化する一方だったので、無理に登校はせず、諦めてカフェでランチなどしていた 笑
5年で慣れた担任になり、1時間だけなど登校するうちに続けて通えるようになり、6年生は病欠1日だけでしっかり登校、このまま卒業できそうだ
一時はどうなるかと思ったが、いい意味での諦めが良かったのか、心が病むことなく人格崩壊する事なく、ここまで来られた
4年後半の勉強がすっぽり抜けていて学力は弱いが、それもおいおい解消できればいいと、焦らずにいこうと思う
不登校中に出会った「ポールダンス」
よく行くカフェで、ポールダンスパフォーマー”ERIKA RELAX”さん
https://www.erikarelax.com/
がショーをするというので、親子で観に行った
はじめは見るのも躊躇していた娘だが、間近でショーを見て、実際にポールを触らせてもらいすっかりハマり、その場で「習わせてください!」と哀願
先生も快諾してくださり、プライベートレッスンを受け始めた
練習を重ね、はじめ観たショーのVol.2が開催された時は、ダンサーとして参加もさせてもらい、(一応)ポールダンサーとしてデビューできた
しばらく練習が抜けた時期もあるが、最近は週1回程度で通えていて、体の成長もありレベルアップ、筋肉もつき大技もできるようになってきた
発達障害にある、団体行動や型通り動くが苦手(指示が入りにくい)な点、目が回りにくいという特性を上手く活かせるポールダンスは、娘にとってうってつけなのかもしれない
性に合っているようで、4年生の終わりには「将来の夢はポールダンサー」とまで言うようになった
不登校だったから出会えたポールダンス
順調だったら出会えなかったしハマる事もなかったかもしれない
そう考えたら不登校も、決してマイナスばかりではないのかも(登校できるに越したことはないけど)これも必然ということか
こう思えるのも、マイペースに練習させてくれるエリカ先生のおかげだが、この年代で目標ができたのは、何とラッキーだろうとうらやましくも思う
もうすぐ中学生というタイミングで、イベントに参加できる事になった
今度は桜まつり的なイベントで、入場無料で誰でも見る事ができるので、多くの人に見てもらえるだろう
http://www.kcif.or.jp/HP/jigyo/tabunka/jp/omotenashi/index2018.html
その分緊張するかもしれないが、プロになるなら通らねばならない道
貴重なステップアップの場として、楽しんで取り組んでほしい
プロへの道は決して楽じゃないし、今の練習量ではとても追いつかないと思うが、どんな表現スタイルでもいいので、どうか諦めずで夢を実現してほしいと思う
どんな中学校生活が、ポール生活が待っているかわからないが、笑顔で穏やかに、自分を見失わず過ごせるよう祈っている
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