《出歩く薬剤師》かわしーの活動記

現役病院薬剤師。職場ではなかなか患者さんと向き合えないモヤモヤと薬剤師を身近に感じていない人の多さに問題意識を感じ、折り紙片手に様々なところに出没しています。人との出会い、気づきをここで共有できればと思っています。たまには、薬剤師としてのコラムも・・・(考え中)

《出歩く薬剤師》かわしーの活動記

現役病院薬剤師。職場ではなかなか患者さんと向き合えないモヤモヤと薬剤師を身近に感じていない人の多さに問題意識を感じ、折り紙片手に様々なところに出没しています。人との出会い、気づきをここで共有できればと思っています。たまには、薬剤師としてのコラムも・・・(考え中)

マガジン

  • ひとつぶのひかりプロジェクト

    コロナ禍で俯きがちの世の中ですが、空を見上げ、前向きに一歩踏み出せるイベントを企画しました。イベントへの想いと背景、参加方法などイベントに関する全ての情報が得られます。

  • 出歩いてきたよ~

    病院を飛び出し、出歩いたことを書いていきます! 挑戦したことや実験したことから気付いたことを書きたいと思います。 基本的には、理論よりか感情的に嬉しかったことが溢れていると思いますが・・・(笑)

最近の記事

ウクライナ出身の友人と話をして…

ウクライナ出身の友人と話をした。 友人はロシアにも多くの仲間がいるが、戦争がはじまってからは連絡が取れないとのこと。ロシア人とウクライナ人が連絡を取るということは、情報のやりとりをしていると思われて、拘束される可能性があるからだと。 インターネットが普及し、世界がより近くなったように思えたが… 昨日までは当たり前に連絡することができた人に連絡することが許されなくなる。そして、戦争がはじまるとこれまでの当たり前が当たり前で無くなる。ルールにより保たれていた秩序が崩壊し、略

    • ひとつぶのひかりプロジェクトpart③【イベント詳細】

      こんばんは。 ひとつぶのひかりプロジェクトを立ち上げて3週間ぐらいが経ちました。 日々、具体的なイベント内容を試行錯誤しておりました。 そして、ついにイベントとしての形ができてきたので、詳細と参加方法をpart③で書かせていただきます。 過去の記事は下記に共有しておきますので、part③から読み始めた方は、part①、②を読んでもらえるとプロジェクトの背景も知ってもらえると思います。(とりあえず、part③を読んでもらって大丈夫です。) イベント詳細ひとつぶのひかりプ

      • ひとつぶのひかりプロジェクトpart②

        「青春を感じるようなことがしたい!」 こんな僕の一言から始まったこのプロジェクト(7月7日のイベント) (前回書いていなかったかも・・・) 前回の投稿はこちら⇩ 想いはブレていないのに、うまく伝えられない・・・ そんな悶々とした日を過ごし、広げるに広げられない状況でしたが、本日一緒にこのプロジェクトを支えてくれている方に壁打ちをさせてもらいイメージが固まりました! 【オンライン文化祭やりませんか?】そう!!!僕がやりたかったことは文化祭なんです!!! 目標に向かって

        • ひとつぶのひかりプロジェクト始動

          ご無沙汰しております。 とても久しぶりの投稿ですね~ 緊張しますねwww 近況報告とかはなく、いきなり本題を書いていこうと思います。 2020年は何の年? と聞かれれば、2019年まではきっと 東京オリンピック と答えていたでしょう。 しかし、今となっては今後10年、50年、100年経っても2020年はきっとこういわれるでしょう。 新型コロナウイルス感染が大流行した年と・・・歴史に名を遺す大大大イベントが世界中で起きている訳です。 このようなコロナ禍で、自分の

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        • 祖母を看取るまで
          3本
        • ひとつぶのひかりプロジェクト
          3本
        • 出歩いてきたよ~
          1本

        記事

          死を受け入れるまで~第三部~

          第二部では、入院から治療、看取りへ移行するまで心の変化と覚悟を書いた。 死を受け入れ、看取りきる。10月11日を境に大きく動き出すこととなる。 ルートを取れないなら、中心静脈からの投与も考えられたが・・・ 祖母の実娘である母は、治療しないことを選択した。 つまり、看取りを選択したことになる。 この状態での看取りの選択とは、そう遠くない死へのカウントダウンを開始することである。 今日死ぬかもしれない 明日死ぬかもしれない 1週間後、もしかしたらまだ生きているかもしれな

          死を受け入れるまで~第三部~

          死を受け入れるまで~第二部~

          第一部では、緊急搬送から祖母に施した延命治療などを記載した。 第二部では、9月24日から10月17日まで長くて短い入院生活と僕や母、父の想いの移り変わりを時系列に沿っておっていきたい。 9月24日~25日は、収縮期血圧が昇圧剤を投与しても、100を越えなかった。 2、3日が山だと言われた。 ただ、僕は少しずつ上昇する血圧と、酸素流量が3Lから2L、帰る間際には1Lと減っており、2、3日で亡くなることは無い! となぜか確信でき、東京へと戻った。 家族は代わる代わる夜通し

          死を受け入れるまで~第二部~

          死を受け入れるまで~第一部~

          9月24日朝、母からメッセージが来た。 「救急搬送されました。血圧40で○○病院に来ました!」 緊急搬送されたのは、母方の祖母である。 祖父は3年前に他界し、母がキーパーソンであった。 たまたま、その日は当直明けであったので、すぐに母に電話して状況を確認した。 すると、延命治療をするか聞かれたと… 母は、泣き声で 「しんどい想いをさせてまで生かせたくない」 と言っていた。 ただ、この時確認された延命治療とは ・人工呼吸器 ・心臓マッサージ その他の延命治療は確認し

          死を受け入れるまで~第一部~

          『銀木犀』という高齢者住宅と僕

          まず、『銀木犀』というサービス付き高齢者住宅(以下、サ高住)はご存知ですか?初めて聞いた方は、一度ホームページを覗いてみて下さい。 ところで、今回は出歩く薬剤師である僕と『銀木犀』との関係を少しと、そこで気付いたことを書きたいと思います。 ①『銀木犀』との出会い出歩く薬剤師としてプライベートの活動をする傍ら、本業は病院で薬剤師をやっています。月1回開催している地域のケアラーズカフェで、年に1回対話多めのセミナーをさせてもらっています。(このセミナーは本業の一環です。)

          『銀木犀』という高齢者住宅と僕

          かわしーについて①

          少しだけ自己紹介してみようと思います。 僕は病院で薬剤師をやっています。 日々与えられた仕事に追われて、なかなか患者さんや家族、他職種、ましてや同僚ともなかなか向き合うことができず、もやもやしていました。 そのもやもやがエネルギーの源 そして、他人と向き合う前に自分と向き合いました。 こちらで⇩ 3ヶ月の研修で、自分のやりたいことが大きく以下の5つだと気づきました。 ※変わっていく可能性はあります。 ①人と向き合いあなたも僕も愛情で満たされる世界を作る ②人と人、人

          《地域》の歩行者天国って可能性の玉手箱

          今回もやはり自己紹介よりも書きたいことができたので、そちらを書きます。 《出歩く薬剤師》として活動する僕は、谷根千まちばの健康プロジェクト(通称 まちけん)のプロジェクトの一つであるモバイル屋台de健康カフェに今回コミットしました。 《地域》の歩行者天国って凄いさて、本題です。 東京都文京区根津にある藍染大通りは毎週日曜日は歩行者天国になります。 銀座や新宿、池袋のような繁華街の歩行者天国とは異なり、《地域》の歩行者天国は外部の人向けよりか、地域の居場所と生活の動線が入

          《地域》の歩行者天国って可能性の玉手箱

          自己紹介よりも前に書きたいこと・・・

          初めまして、かわしーと言います。 本業は急性期病院の薬剤師です。 休日は出歩く薬剤師として活動?もしています。 『出歩く薬剤師?』って思った方は多いと思いますが、今回説明は省かせてください。 改めて、書きます! さて、記念すべき初投稿は、noteを書きたいと思うきっかけになったことを書きます。 ◆一昨年の10月1日に母方の祖父が亡くなりました◆病名は「心不全」でしたが、90を超える年齢での他界であり、幸せな人生であったと思います。 ところで、本日の主人公は〈祖父〉では

          自己紹介よりも前に書きたいこと・・・