自己紹介よりも前に書きたいこと・・・
初めまして、かわしーと言います。
本業は急性期病院の薬剤師です。
休日は出歩く薬剤師として活動?もしています。
『出歩く薬剤師?』って思った方は多いと思いますが、今回説明は省かせてください。
改めて、書きます!
さて、記念すべき初投稿は、noteを書きたいと思うきっかけになったことを書きます。
◆一昨年の10月1日に母方の祖父が亡くなりました◆
病名は「心不全」でしたが、90を超える年齢での他界であり、幸せな人生であったと思います。
ところで、本日の主人公は〈祖父〉ではなく、私の〈母〉です(笑)
前置きとして、出歩いているとACP(Advance Care Planning)やグリーフケアという言葉をよく耳にします。
そう、今回の主人公である〈母〉は、実の父を亡くしたことによりグリーフケアの対象と言えます。
しかし、〈母〉は落ち込むこともなく残された実母の介護に勤しんでいます。
僕は『なぜ?』と思い、記憶を遡りました。
一番大きな要因は、あれをやってあげたらよかった、なぜあれをやらなかったんだろう、と後悔しないように常日頃から色んなことをやっていたように思います。そして、亡くなる前日は寄り添って一晩過ごすことができたそうです。
前述は、最も大きな要因ではあるが、それ以外にも【死】を受け入れられる要因はなかったのか探してみました。
・・・見つけました!!!
僕は現在一人暮らしで、生存報告(笑)も踏まえて〈母〉に電話します。
ここ数年、〈母〉の口からは
「おじいさんがボケだした。もう先は長くないかな?」
「おじいさんがあまり食べない。年越せるかな?」
「おじいさん、骨と皮しかないわ。もうそろそろかな?」
こんなネガティブな言葉を亡くなる5年以上も前から言っていました。
傍から見れば、縁起でもないことを言って、と思うでしょ!
僕ら家族も同じことを思っていました!!!
ただ、今になって思うこと・・・
母にとって、いつかくる〈実父〉の【死】を受け入れる準備
だったのではないかと。。。
日本人にとって【死】と【性】の話は難しいが、向き合っていかないといけないと思うし、またその場ではネガティブな発言であっても、数年後その言葉によって乗り越えられるものもあると感じました。
たかが一言、されど一言
発する言葉、受け止める言葉を大切にしていきたいです。
最後に、何気ない〈母〉のネガティブな言葉がとても大きな意味を持つのではと思い、どこかに書きたくて、noteに書きました。
これが、僕が自己紹介よりも先に書きたかった内容です。
今回をきっかけに気づきを発信していきたいです。
これからも宜しくお願いします。