オタクがマシンピラティスを30回やって変わったこと~原稿戦士こそマシンピラティスをやろう!~
実は6月末からピラティスに通っています。
ピラティスの生みの親の名言「ピラティスは、10回でカラダの違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で新しいカラダになる。」
がピラティスに興味を持ったきっかけ。そして先日、その30回を迎えました。記念に30回で何がどう変わったのかを記録しようと思います。
▼ピラティスを始めようと思ったきっかけ
前提として、私は小説の同人誌を出すタイプのオタクです。平日はデスクワーク、土日は家にこもって原稿をやっているので常に身体はガチガチ。このままではまずい、何か運動したい〜というのは薄々思っていました。
そんな中で転機がありました。
今年の4月に転職活動をしたことがきっかけでした。内定はもらったものの結局転職はせず現職に留まったのですが、これがとてもきつかった。4月付けで現職の部署の異動が発生し、異動先の新しい環境と仕事を覚えつつ回しながら家と土日は転職活動の準備と面接!
そしてなんと!5月のイベント合わせの原稿も抱えてました。今振り返ると予定入れすぎ!と突っ込みたくなるのですが、当時はなんだかんだこれでも生活を回せていたので良しとします。それでも緊張が続く生活の中ではうまく眠れず、季節の変わり目の異様な暑さもあり、疲れが溜まる毎日。
▼そして事件は起きた
新しい環境で過ごすこと約1ヶ月、事件は起きました。4月末の某月曜日の夜中。確か連休初日の深夜だったと思います。
推しカプの神回が連載中の漫画でリアルタイムで更新されたのですが、情けない話、あまりの疲れで萌えることができませんでした。元々夜更かしが苦手で本誌は朝読む派なのでその日も23時くらいには寝ていたのですが、夜中に目が覚めてしまってからあまりにも寝付けなくてなってしまい、本誌読むか...と思ってアプリを開いて読みました。
が、無。あまりにも無。目の前には感動のシーンが繰り広げられているのに。何かを楽しむための体力が、ましてや推しカプを楽しむための体力が底を尽きていることに、その時初めて気付きました。これがもうショックでショックで、よし!!!!!!運動する!!!!!と決意を固めたのでした。
▼マシンピラティスか水泳か
運動する!と決めたはいいものの、この時点で何を始めるかは決まっていませんでした。
まずぱっと思い浮かんだのが水泳。水泳は小学生の時に習っていて、運動音痴の私でもできる数少ないスポーツのうちの一つでした。
元々ピアノや原稿など、一人で黙々と何かに打ち込むことが好きなので向いてそうだと思ったのが理由の一つ。子どもの頃やっていたのを思い出すと、泳いだ後のご飯は美味しかったし、全身をくまなく使うからぐっすり眠ることもできる。家の近くにプールがあるジムがあるのも魅力の一つでした。
ただ、水泳の前に化粧を落としたり、冬場は帰りに髪が濡れているのは面倒だな...と思って結局パス。10年以上のブランクでへとへとになってしまうのもネックでした。
そこで思い浮かんのがピラティスでした。ちょうどX(Twitter)でマシンピラティス30回経過レポートの記事が流れてきて、これだ!と思いました。
ヨガと筋トレの間の強度で、整体が対症療法ならばピラティスは原因療法。常に運動不足で姿勢が悪く、肩凝りがひどい私には持ってこい。マシンピラティスは器具を使って行うので、力が均等に入ってやりやすそう。早速体験会に申し込み、その場で入会!
▼実際に30回レッスンに通って感じた変化
健康に対する意識が向上した
まず、自分の体調や健康により気を配るようになりました。せっかくピラティスを始めたのだからプロテインを飲んでみようとか、食事をもう少し改善してみようとか。睡眠時間を意識的に増やしたりもしました。今は8時間しっかり眠っています。そのおかげもあってか、甘いものもコーヒーもやめられてほっそりしてきました。自分を労る、ということを学べたと思います。
姿勢と呼吸の改善
次に、姿勢と呼吸を意識できるようになりました。ピラティスは呼吸が大事なので、レッスンの初めの方で呼吸の練習をします。これをやってみると、普段の自分の呼吸がいかに浅いかが分かる!特に仕事中で緊張する場面が続くとほんっっっとーーーに息が浅くなる。ということに気付けたので、仕事中も意識的に深呼吸する機会が増えました。
姿勢についても、体幹がついたのか、レッスン中に肩の位置を気にするのが癖になったからなのか、仕事中に肩が丸くなった時は意識的に直すようになりました。呼吸や姿勢に対して無頓着だったのがかなりマシになったのもあり、肩凝りもかなり改善されました。
体型の変化は?
体型については、ピラティスと食事を意識したのもあって少しほっそりした...かもしれない。アップルウォッチのバンドがちょっとゆるくなった気がします!それからストレートネックが少し良くなったかも。あと足がむくみにくくなりました。
原稿戦士として変わったこと・原稿戦士がマシンピラティスをやるメリット
オタク的なメリットで言うと、原稿以外の趣味が増えたのがかなり良かったです。
今までは休みの日も仕事の日も原稿!原稿!原稿!とかなり根詰めて進めていたのですが、そこにピラティスが入ることによっていい息抜きになりました。
私は土日休みの仕事かつ一人暮らしなのですが、土日のどちらかにピラティスのレッスンを入れることによって、土日に部屋にずーーっと1人!原稿終わらない!発狂!!みたいな状態がなくなったのもかなり嬉しかったです。誰にも会わないで一人で原稿ぶっ続けってしんどい。
ピラティスが生活に入り込むと、その分原稿の時間が削れるので、短期集中で一気に原稿が進むようになりました。私はとにかく筆が遅いのですが、1週間かけてやっと3000文字書けていたのが、ピラティスを始めてから1日で最大7000字書けるようになりました。まあ新しいジャンルにハマってその勢いで書いていたのも否めないのですが...笑
もちろん、原稿中の姿勢と呼吸もかなり改善されました。あとデスクワークをぶっ続けでやっても疲れにくくなった気がします。原稿戦士におすすめしたい運動です。
何はともあれ、原稿でバキバキになった身体がピラティスでほぐれていく感覚がすごく好きで今でも通えています!これからも続けたい、大切な趣味です。次は目指せ50回!