口下手で人見知りな僕が断酒したら、人間関係のストレスが減った話
今日も仕事かあ〜。人と会うの緊張するし不安だなー、胸が苦しい...
よし出勤前に酒でも飲んでテンション上げて行くか!
1年前の僕は、人間関係の不安や緊張を酒で誤魔化していた。
いつしか、人に会う時は必ずお酒を飲むようになり、
仕事に行く時も、異性とデートをする時も「明るくて、楽しい人に思われたい」と思い、酒で無理にテンションを上げて偽りの自分を演じてた。
その結果、周りに認知される自分は、
常に「酔っている自分だった」
本当の自分を隠して、偽りの自分を酒を使って演じていた結果、誰にも本音で話すことができなくなり、どんどん孤独になっていった。
「自分はアルコール依存苦しんでいる」なんて口が裂けても言えなかった。
表向きは元気で明るくてお喋りな自分、でも本当の自分は朝から酒で心も体もボロボロ...。
「酒を辞めたいけど、何をしても辞められない」
そんな生活が3年以上続いた。
そんなある日潜在意識というものに出会い、断酒に成功してから、人生が変わった。
簡単に言うと、お酒を辞めるには潜在意識(人間の無意識の思い込み)を変える必要がある。
お酒を辞めれない人には、色んな思い込みがあって、それが原因でお酒が辞められないようになっている。
僕の場合はお酒を飲む要因の一つに「人前では明るく堂々としてないといけない」という強い思い込みがあった。
その思い込みの根底には、「口下手で人見知りの自分は誰にも愛されない、認められない」という不安と恐れがあった。
僕は潜在意識のその思い込みを書き換えて、
「人見知りでも、口下手でもいいじゃん。」
それが本当の自分なんだから。
とありのままの自分を認めるようにした。
すると、人前で酒を飲まなくてもよくなり、本当の自分を見てくれる人が増え、心地よい人間関係が築けるようになった。
心から信頼出来る何でも話せる友人や、彼女が出来た。
「人前では明るく陽キャじゃなきゃいけない!」
というのは「本当に自分の勝手な思い込みだった」と気づいてた、本当の自分で生きる大切さを知った。
僕に足りないものは、コミュ力や無理して人脈を広げる事ではなく、本当の自分を認めてさらけ出す勇気だった。
そもそも内向型の僕の性格的に、沢山の人と無理して付き合うよりも、少数の心から繋がれる深い関係を築く事の方が幸せだった。
今お酒で苦しんでいる原因の一つが、人間関係の不得意さを誤魔化す為なら、
勇気を出してダメな自分、ダサい自分、不器用な自分にOKを出して、本当の自分で生きてみて欲しい。
きっと、ありのままのあなたを受け入れてくれる人に出会えるから。