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コンビナートの夜景

1.コンビナートになりたい

私はコンビナートになりたい。
煙たがられることがあっても、忌避されても、いつも堂々とそこに存在して社会に貢献し、時に綺麗と言ってもらえるような存在になりたい。

2.コンビナートの美しさ

地歴科の教員時代、私は四日市を訪れた。公害の授業をするにあたって知識を蓄えるために赴いた。そこで様々なことを知った。

そもそもコンビナートを地元に誘致したのは地元の行政であったこと、公害の件で企業と闘う際はぜんそくに悩む市民でさえも訴訟に否定的だったこと、その理由はぜんそくに悩む市民の多くはぜんそくの原因であるコンビナートをもつ企業で働いていたためということ

社会はルービックキューブの様に複雑だと感じた。

汚染が緩和されたためであるが、コンビナートは今や四日市の観光資源となった。夜景の名スポットとなり、遠くは名古屋からもその様子は伺える。

公害は決して忘れてはならない痛ましい出来事であり、今も昔も市民の方々への配慮を最優先すべきという前提の上で、私はコンビナートに惹かれる。

輝かしくも映るが、負の側面も大きく抱える、それでいて社会を支えている。
人間臭いやつだなと思う。

3.堂々と存在したい

発達障がいをもち、公的支援を受けているにも関わらず、その支援内容にブツクサ唱える私は厄介者だろう。社会の障がい者を見る目、障がい者への処遇にあれこれ論を掲げれば、疎まれても文句は言えない。

でも、私はいわばコンビナートとして生まれた。コンビナートはコンビナートとして一生を輝かせねばならない。人気者の遊園地やショッピングモールを妬むのではなく、コンビナートを全うするのが一番だ。だから、この私が社会により溶け込め、市民から忌避されないような施作を支援には求める。もちろん、自分でも自分を精一杯磨く。

煙たがられることがあっても、忌避されても、いつも堂々とそこに存在して社会に貢献し、時に綺麗と言ってもらえるような存在になりたい。

まずは、発達障がいを包み隠さず、仲間を増やして、発達障がいのブランディングがしたい。
リアル世界の知り合いも含め、noteを去年の10倍の方に読んでいただけるよう努力する。

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