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手帳を活用する前に手書きの習慣をつける


最近、やたら「手書き」「手帳」「メモ・ノート」に関する記事が多いなと感じるのは、新しい年がスタートし、手帳やノートの活用を習慣にしたいと思う人が多いからでしょうか?

私は長年、ノートや手帳を活用しているので、手帳やノートの活用について、ご相談を受けることが多いです。 

手帳を活用し続けることで、さまざまなスキルを磨くことができましたし、一昨年、そのノウハウをまとめ、出版することができました。

SNSやブログにも、たくさんのノート・手帳の使い方が紹介されています。使い方は、これが良い、これが正しいというものがあるわけではありません。

その人が、長い時間をかけて編み出した方法なので、試行錯誤や工夫が感じられる内容になっていますし、実践されているから説得力があります。

いろいろ調べて、これは良さそうだな!と思うことにチャレンジしてみればいいと思います。

しかし、どんな使い方にするか?の前に確認したい大切なことがあります。それは、

普段から手書きしているか?ということです。
メモも取らない、メモを使いこなせないのに、手書きの手帳やノートを使いこなすことは、難しいし、手帳もノートも使い続けるのは難しいです。

メモやノートを使いこなしたい人から、

手書きは時間がかかる
手書きだときれいに書けない

という声を耳にします。
しかし、それは普段から手書きをしていないからです。手書きの習慣がついていなければ、
早く書けないし、字も乱れます。

そもそも、手帳もノートも、基本は自分のために使っているもので、人に見せるものではありません。
だから、きれいに書けない、字が整っていないなんて気にする必要はないと思うんです。

私は仕事として、手帳やノートの活用をご紹介していますので、使っている手帳やノートを研修や講座で見てもらっていますし、オンラインやブログには、中身を写真に撮ってご紹介しています。

手帳やノートを見てくださった方からは、「見やすい字ですね」とよく言われます。

物流会社に勤務している頃に仕えた上司の字に憧れていて、徹底的に真似て今の字になりました。あとは、1日の中でかなりの時間、手書きしているので、乱れることなく、早く書けます。

ちなみに、上の手帳の内容はその日に行った講義概要と著名な方の言葉を書き写していますが、下書きなしで20分くらいで書いています。

整った字を書きたいと思ったら、何よりもまず、手書きの習慣をつけて、書き慣れることです。それから、整った手書きの字を見つけたときは、漢字とひらがなのバランスを観察したり、自分が苦手にしている字をどう書けばいいか書いて改善することです。

そして手書きを習慣にするために、手書きのメリットを知って、実践してみることが大事です。何かを継続するためには、快感や危機感だけでなく、価値感を大切にすることです。
快感も危機感も、始める際の瞬発力にはなりますがだんだん慢性化してくるものです。

何のために取り組んでいて、実践してそれが成果につながっているから、もっと続けようという気持ちになるし、次はこうしてみよう!という工夫も生まれます。

明日は、その4つのメリットについて、ご紹介いたします。

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