Dance & Peace

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アマチュアダンサーのハンドルネームDance&Peaceです。 平和なダンスでもっと世界が平和になるといいなと思います。 連絡先: dance8peace@gmail.com

最近の記事

プロダンサーとアマチュアダンサーでの撮影の違い

発表会やダンスパーティなど、プロダンサーがデモンストレーションをする機会があるような状況で写真撮影をする場合、写真上でアマチュアダンサーはアマチュアに、プロダンサーはプロに見えないといけません。 多くの場合で姿勢やストレッチでプロは自然とプロに見えるのですが、いわゆるハイアマチュアと呼ばれるような経験豊富なダンサーはプロと見分けがむずかしいことがあります。 そんなときでもプロとアマチュアの区別が写真上でわかるようにするための工夫を考えてみます。 コントラストを強くする写

    • 写真映えのいいペアダンサーの特徴

      ペアダンスの撮影をしていて思う、写真映えのいいペアダンサーの特徴を考えてみます。 どんなときでも踊っているように見える写真は一瞬を切り取るものなので、ぶらすように撮らない限りは、当然ながら止まって見えます。 そんな止まってるときでも「踊っているように見える」というのは、じつはけっこうすごいことなのだと思います。 どんなときに踊っているように見えないのかというと、 直立してるとき。つまり、膝をまっすぐにして立ち、体の傾きがないとき 表情が硬いとき。つまり、表情に動きがない

      • 笑顔

        ダンスパーティの撮影をしていて思うのは、やはり笑顔が素敵な人が魅力的に感じるということです。 相手のために笑顔になってる方もいて、とても素敵だなと思います。 私は笑顔が得意ではないのと、ダンスパーティでもやはり緊張からなのか表情が硬い方が多いです。 私は以前、以下の本を購入して読みましたが、それほどうまくはいっていません。 表情トレーニングの仕方と、「どうすれば作り笑顔じゃなくなるのか」はわかりましたが、おそらく私は気持ちを表情に出すこと自体が得意ではないのだと思います。

        • ヨガと宗教と寛容さ

          ヨガはヒンドゥー教および仏教とつながりが深く、ヨガをやってる人のなかには、熱心な仏教徒になる方も稀にいます。 そんな仏教徒かつヨガインストラクターとなった彼・彼女は、ヨガを伝える伝道師としてとても優秀である反面、教え方が厳格であることで知られています。 自分の教え方とちょっとでも違うことを教え子がやりだすと怒りだすらしく、場合によっては除名までしてしまうのだとか。 思うに、熱心な宗教家とはそういった方言を許容しない面があるのかもしれません。 世界的にも、宗教の解釈違いで派閥

        プロダンサーとアマチュアダンサーでの撮影の違い

          ずっと地上にいるダンスは自由度が高い

          タンゴ、ハッスル、サルサなどは、浮き沈みがない、ずっと地上にいるペアダンスです。 これらのペアダンスの大きな特徴としてあるのが、自由度が高いということです。どの状態からでも、あらゆる派生の選択肢があります。 逆に浮き沈みのあるダンスとは、たとえばワルツ、スウィング (ジルバ、ジャイブ、リンディホップなど)、フォックストロット (ブルース、スローフォックストロット)、クイックステップなどなどがあります。 ワルツの3カウントのステップは基本的に、1で沈んで2で浮きはじめ3で頂点

          ずっと地上にいるダンスは自由度が高い

          映画『フラガール』は見ていてつらかった

          奥さんから「感動するよ!」とオススメされて見た映画『フラガール』は、見ていてつらかったというお話です。 この映画は、東北の田舎文化の閉塞感を的確に表現しすぎていて、コメディというジャンルでは少なくともないかなと思いました。 親の理不尽によって辞めさせられた少女の描写がありました。 その少女は、フラダンスをやりたいと初めに言った言い出しっぺであり、誰よりも情熱的にダンスに取り組んでいました。 しかし、炭鉱の仕事をクビになった父親の腹いせで、殴られ、髪を切られ、ダンスを辞めさ

          映画『フラガール』は見ていてつらかった

          ハッスルはこんなダンス

          ハッスル (Hustle) はストリート系ペアダンスハッスルは、リンディホップやジルバ、ジャイブといったスウィングダンス由来のペアダンスです。 昔はディスコミュージックやクラブミュージックで踊られていましたが、いまは4拍子の曲ならわりとなんでも踊れるダンスになっています。 どんな曲でも踊れるのが NewStyleHustle (NSH) と言われたりもしますが、サルサの動きを取り入れたりしたものがNewStyleHustleと言われたりもするので、そのへんの名称はわりと曖昧

          ハッスルはこんなダンス

          ダンス撮影に向いているカメラとは

          私は副業で写真撮影をしているが、ダンスとしては社交ダンス、ハッスル、日本舞踊、ストリートダンス (ロックやヒップホップなど) などの撮影をしている。 その経験から、ダンス撮影に向いているカメラの要件をまとめてみようと思う。 ダンス撮影の特徴とは、以下のようなものである: たくさん動く 暗いところで踊る (ことがけっこうある) つまり、スポーツ撮影 (サッカー、レース、運動会など) の要件に加えて、暗いところに強い必要があるということである。 これらをまとめてカメラ性能

          ダンス撮影に向いているカメラとは

          ペアダンスのコミュニケーションとして基本的なこと

          社交ダンス、アルゼンチンタンゴ、ハッスル、サルサといったペアダンスには大きく2つの要素がある。それが「プレゼンテーション(表現)」と「コミュニケーション(交流)」である。 そして軽視されがちなのがコミュニケーションの方だ。ダンサーたちはプレゼンテーションのための技術をどんどん磨いてはいくが、コミュニケーションの技術は磨かないままの場合が多い(人に関心があるからペアダンスをしているのだろうに…)。コミュニケーションの技術を磨かないままというのは、「人間関係で痛い目にあったら経験

          ペアダンスのコミュニケーションとして基本的なこと

          彼氏・旦那はなぜペアダンスをいっしょに踊ってくれないのか

          ペアダンスをやっていると、社交ダンス、アルゼンチンタンゴ、ハッスルなど、どの界隈でも聞こえてくるのが「彼氏・旦那がいっしょに踊ってくれない」というもの。 そのために彼女・妻が一人でダンスを習っているという方は非常に多い。 今回の記事では、この問題における彼氏・旦那がいっしょに踊ってくれない理由と解決策について考えていこうと思う。 彼氏・旦那が踊ってくれない理由彼氏・旦那が踊ってくれない理由としてよく聞こえてくるのは、以下のようなものだ。 ダンスなんてはずかしい 初心者

          彼氏・旦那はなぜペアダンスをいっしょに踊ってくれないのか

          社交ダンスパーティの撮影

          (サムネイルの写真はイメージです。私が撮った写真ではないです) 社交ダンスパーティの撮影について、あまり情報がなくて私が撮影する際に困ったので、情報共有としてここに載せておきます。 教室パーティでの機材教室はそれほど広くないので、レンズとしては、以下のどちらかがあればよいでしょう。 50mm単焦点レンズ 24-70mmズームレンズ (標準ズームレンズ) 一般知識ですが、単焦点レンズの方が写りがよく、ボケも大きいので被写体をより強調した写真が撮れます。 一方で、目の前

          社交ダンスパーティの撮影

          社交ダンスの歩き方は音楽表現のためのものと考えられる

          社交ダンスのスタンダード (ワルツとかタンゴとか) の歩き方として、かかと → つま先の順に重心移動をしていきます。 私はこれが人間として正しい歩き方なのだと長年考えていました。 しかし、社交ダンスの歩き方に慣れてしまった私は普段から歩くとすぐにふくらはぎが張ってしまい、都度ほぐさないといけない体になってしまい、悩んでいました。 そして歩き方を調べてみたところ、どうやら人間として正しい歩き方とは、「足の裏全体を一気について歩く」ということのようです。 これはたとえば、ウォ

          社交ダンスの歩き方は音楽表現のためのものと考えられる

          私がコロナ禍で望んだのは平和でした

          私はこのコロナ禍のなか、幸運なことにすばらしいパートナーと出会い、結婚しました。ですが、私の実家には未だにあいさつに行くことはできていません。 実家は田舎であること、実家は自営業を営んでいることもあり「身内から感染者がでたら店を畳まないといけないから、まだ帰れないね」と言われたためです。 その後もいろいろありました。「父が倒れて救急車で運ばれた」と母が泣きながら電話してきても帰れません。祖父や、祖母の妹さんが亡くなっても帰れません。 そんななかで願うのはひたすらに、コロ

          私がコロナ禍で望んだのは平和でした

          ペアダンスの楽しい思い出 〜ミロンガ編〜

          私は社交ダンスからはじめてその後アルゼンチンタンゴをはじめた。社交ダンスでは曲を途中で切り、1曲ごとにパートナーチェンジするのが当たり前だったので、アルゼンチンタンゴのレッスンで1曲踊りきることや、ミロンガで4曲同じパートナーと踊ることは、最初のうちはしんどかった。 しかし徐々に、同じパートナーと連続して長時間を踊ることはとても楽しいことだと気づいた。曲の合間にちょっとした雑談ができたりして、たとえば「この曲たのしかったですね」「この流れだと次はあの曲かな」「前の曲であそこ

          ペアダンスの楽しい思い出 〜ミロンガ編〜

          最近のコンチネンタルタンゴの音楽は社交ダンスのタンゴ基礎と合わない

          社交ダンスのタンゴはコンチネンタルタンゴの音楽で踊ります。そしてその基礎ルーティンは1小節半 (SQQS) とか2小節 (SSQQS) くらいで構成されます。 社交ダンスのタンゴの特徴は「瞬発と急停止」なので、ルーティンの始まりで勢いよく飛び出して、そのおわりで急停止し、それによってスタッカートの歯切れよさを表現します。 昔ながらのコンチネンタルタンゴの音楽はスタッカートが生まれる間隔が短かったので社交ダンスのタンゴの基礎ルーティンとも合いやすく、音楽に乗って踊ってる感が

          最近のコンチネンタルタンゴの音楽は社交ダンスのタンゴ基礎と合わない

          ペアダンスでは毎回完璧なリードをしなくてもよい

          ソーシャルなペアダンスを踊る上では、同じ相手と踊っている間は、一度リードが通じた動きは二回目以降は多少雑にリードしてもよいです。それで十分に伝わりますし、伝わればよいのです。 レッスンを受けていると、「このリードでは伝わらないのでもっとこうしましょう」みたいなことを習います。 しかし、それはその動きをする度にすべて完璧にしなくてもよいです。 これは会話で考えると、「Aを達成するために、BをしたあとにCをやって」と相手に伝えて伝わったあと、再び「Aを達成するために、Bをした

          ペアダンスでは毎回完璧なリードをしなくてもよい