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たった10分の運動を必ず続けるための「生活導線設計」テクニック

バディトレ代表の星野です。

人はよく時間がない、と言います。

僕も油断すると言ってしまうワードですし、ありふれたワードですよね。

そして運動指導者をしていて、もっとも聞くフレーズであります。
しかし、正確には彼らには時間がない、のではなくて「それを行うためのプライオリティが低い」というのが正確な表現だと思います。

なぜなら、トレーニングというのは睡眠より、食事より、仕事よりも優先するのが難しい生活習慣だからです。

思い返してみてください。格闘家や戦士でない限り、運動(鍛錬)はやらなくても生きて行くことができます。寝なかったらそもそも疲れて何もできないし、食事をしなければ餓死するかへろへろになります。仕事はお金をもらっている以上、自分の趣味よりもはるかに優先しないといけません。

現代の生活において、運動は極めて「趣味的」な行動なのです。

さて、本日お伝えするのは、コンサルティング企業に勤める30代女性、Kさんとのカウンセリング。

彼女は1年以上前からクラスに参加してくれていて、そのきっかけはコロナ禍で始めた「おはようバディトレ」というサービスでした。

毎朝8時から15分前後の「バディトレonline」というサービスを提供しているのですが、彼女がいつの間にか来なくなりました。理由を聞くと、

・忙しい
・労働環境が変わった
・住環境が変わった(シェアハウスからパートナーと二人暮らし)

といったコメントが散見されます。仕事と住む場所が変わったら、当然環境が変わるので、やれるようになることとやれなくなったことが生じてしまうのは想像に難くありません。


しかし、こちらが提供しているサービスはせいぜい10分ですので、ラジオ体操を行うぐらいの感覚でワークアウトができます。でも、予定にちゃんと組み込まない限り、僕たちは忙しくて実行することができません。例えば、

遊ぶ
飲む
本を読む
ぼーっとする
youtubeを見る

これらのように日常生活には無限に可処分時間を費やす欲求がある中で、僕たちのような指導者は10分ぐらい運動に使ってもいいじゃない!と思うけどそれがなかなかできないのです。

せっかくお金を払って8時にオンラインフィットネスがあることがわかっていて、予定が入っていなくても、「zoomをつける、トレーニングできる格好になる」ということをイメージできないだけで取り組めないのですね。

恥ずかしながら、僕も競合サービスに入って、「参加するぞ〜!」と思っていても、マジで1回も参加せず終わることとなった過去があります。

ちょうど先日お会いした経営者も「入会したのに3ヶ月1回も通ってない!」ということを笑いながら仰ってました。

でも、これって全然特別なことじゃなくて、誰にでもあることです。


そこで我々がよく用いる、「生活導線設計」という手法を用います。

手法としては書くとシンプルですが、その行為までの時間と行動を全て決め切る、ということです。

歩く・走るのが面倒ならば、どこからどこまで歩くかを設計するし、
運動をするためには、着替えをどこでするか、なども定めることもあります。

ここではKさんと「黄金ルーティンシート」を用いて、起床から8時に「バディトレonline」に参加、そして仕事に入るまでの生活導線を定めました。

こうして書くと本人は「あれ、8時までの1時間半、どうやって過ごしていたんだ?」ということに気づき、時間を有効活用することができます。

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(カウンセリングシート③:「黄金ルーティンシート」)

これを作る過程で、

「あれ、私っていつコーヒー入れているんだっけ?」
「スマホに30分ぐらい時間使ってない・・・?」

といった気づきによって行動・習慣を変えることが自然にできたりするのです。

いざやってみると、全く苦もなく習慣を変えられることがあるのですが、そこに至るまでになかなか気づけないんですね。大事なのはトレーニング自体を提供するのではなく、それまでに至る生活導線設計なのです。

ご案内:

バディトレでは習慣形成のプロである代表星野が、記事で述べられていることや手法で行われる、エビデンスベースドのカウンセリングを通して、
あなたの習慣コンシェルジュとして、生活を設計し、体型と人生を整えます。
4,800円(税抜)~
ご興味のある方は以下のサイトにアクセスし、LINEアカウントからご連絡ください。



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