日本の国家安全保障2000年代230 マス・メディアにおける論議30
日本の国家安全保障2000年代
マス・メディアにおける論議
読売新聞 2002年の主張 2
2002年9月7日朝刊の社説
では、
「不審船問題 なぜ、そんなに及び腰なのか」
とし、
「無用な配慮を働かせていては、引き出せるものもひきだせない」、
「毅然とした姿勢こそ、大事なメッセージである」
と、
与野党にある中国、北朝鮮を意識した主張を批判している。
北朝鮮の朝鮮労働党作戦部の工作員が乗る工作船
が
1999年3月に能登半島沖
2001年12月九州南西沖
で
発見された。
1999年3月に能登半島沖で発見された工作船
は
海上自衛隊の艦艇
航空自衛隊のマクドネル・ダグラスF-15Jイーグル戦闘機
が
追跡したが、
北朝鮮からミコヤンMiG-21戦闘機
が
工作船に向けて飛び立つ。
工作船を停船させるため攻撃するべきという意見に対し
野中広務・官房長官
は
「竹光だったらどうするんだ!」
と
激怒する。
時速30ノット以上で超高速で巡航する小型船
は
漁船であるはずがない
工作船に決まっている
が
野中広務・官房長官
は
工作船の強制停船に強く反対、
北朝鮮から
ミコヤンMiG―21戦闘機
が
飛び立ったことで
海上自衛隊
航空自衛隊
の
追跡断念
を
強く主張、
海上自衛隊
航空自衛隊
の
北朝鮮工作船
の
追跡は断念された。
2001年12月に九州南西沖で発見された工作船
は
海上保安庁の巡視艇に銃撃、ロケット弾攻撃し
海上保安庁の航空機に携帯型地対空ミサイル攻撃未遂
の後
自沈した。
1990年
福井県の海岸
で
北朝鮮製
水中スクーター
が
発見された。
警察庁
は
北朝鮮から発信される
電波情報
信号情報
短波ラジオ放送での暗号放送
を
傍受、
日本領土、日本領海、日本の排他的経済水域
に
現れる
北朝鮮・朝鮮労働党作戦部の工作船
を
警戒していたが
親北朝鮮派在日朝鮮人
親北朝鮮派日本人
親北朝鮮派在日韓国人
主体思想派
の
協力
により
北朝鮮・朝鮮労働党作戦部
に
あまりにも多くの日本人が北朝鮮に拉致された。
2002年9月17日
に
北朝鮮、
金正日・総書記
も
北朝鮮の特殊機関による
日本人拉致
を
認め
謝罪した。
共産党
社民党
民主党(立憲民主党の母体)
公明党左派
自民党左派
は
北朝鮮・朝鮮労働党作戦部の工作船
対策
に
強く反対した。
左翼メディア
左翼オピニオンリーダー
左翼学者
左翼文化人
も
北朝鮮・朝鮮労働党作戦部の工作船
対策
に
強く反対した。