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#50 コーヒーを飲みたいんじゃなくて、コーヒーを飲む人になりたい

「なんだあれは?」

目に入ったのは、通り過ぎて行く人たちの持っている、お花の刺さったコーヒーカップだった。

それを持っている人たちはとても手軽そうに、そして小さな幸せを買ったかのような顔でそれを見ている。

「なんだあの不思議なものは、、」と思いながら、そのまま道を進んで行くと答えはすぐに出てきた。

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HANA+co(ハナコ)〜a cup of Flower~

コーヒーを買うように日頃にお花を取り入れませんか?花瓶いらずでお手軽

という、最近オープンしたであろうお花屋さんの店先で売られていた商品。


「これは面白い!!」


と、僕は感動。

なぜなら、この商品がぼくの心に深く刺さったからだ。

"商品"ではなく、"商品を買う人のイメージ"を買う

突然だが、皆さん最近買ったものを思い浮かべてみてほしい。

服?香水?本?生活用品?なんでもいいのだが、色々思い浮かべてみたほしい。

その上で、それらを二つに分けてみると

商品自体を必要としている買い物

"その商品を買う人のイメージ"を買うための買い物

の二つに分けられないだろうか?

皆さんも思い浮かべた中には、


たった少しロゴが入っただけのめちゃくちゃ高い服とか

ぶっちゃけ必要に感じないけど家に飾る用のドライフラワーとか

正直匂いがあまり感じないおしゃれなフレグランスとか


まぁこれは全てぼくが最近買ったものなのだが、もちろん満足した買い物だった。

何が言いたいかというと、こういう買い物って、

「自分の憧れの存在に近づくための買い物」だと言えると思う。

昨今はインスタグラムなどのSNSを通して、自分の理想の存在とその人の生活っていうのがよりリアルに感じられるようになってきている。

それにより、

「こういう行動をしたら、あの人に近づけるんだ!」

みたいな動きがより活発になってきているように感じる。

なので、商品側もただ、機能が優れていたり、デザインが良い商品を作るのではなく、

消費者の理想のイメージを与えられるような商品を作っていく必要があるのだ。

HANA+co(ハナコ)〜a cup of Flower~

ここで、さっきの商品に戻ろう。

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どうだろう?皆さんも見えてこないだろうか・・・

「え、センパーイ。そのお花?どうしたんですかー?」

「来る途中に見つけたから買ってみたの、デスクに飾るのにちょうどいいと思って。」

「先輩、さすがおしゃれですね、デスクもいつも綺麗ですし〜」

みたいな光景が!!!!

いつものコーヒーを買って出社してきて、それもどこかスタイリッシュなのに今日は花??おしゃれすぎんか??

ってなりそうですよね〜、ぜひしたい、そういう人になりたい!

ぼくの未来の職場の周りにもこのハナコがあることを願うばかりである、、

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