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自分にとって”正しい言葉”を使うということ
「あなたは正しい言葉を使っていますか?」
こう聞かれた時、何を思うだろう。
例えば、「させていただきます」という言葉がある。よく使われている言葉で、でも本当はこんな言葉を使う必要はそんなになくて。だいたいは「いたします」で事足りる。まったく問題なかったりする。
そういえば、この本は面白かった。
こういう正しい言葉を学んで、正しい言葉を使えることは大事なことだと思う。僕も書く人として、これからもずっと学んでいきたい。
でも今日書くことは、そういう正しい言葉、正しい日本語のことではない。
自分にとっての正しい言葉を、自分自身に使えているか、ということなんだ。
自分にとっての正しい言葉とは
「こんな自分じゃダメだ。」
僕らはしばしば、自分を否定する言葉を使っている。
怒りを感じたとき、強い言葉を使う。悩んでしまった時、もっと悩んでしまうようなマイナスのことを言ってしまう。声にせずとも、心の中で唱えている。思っている。
でも本当にそれらは自分に必要で、自分にとって正しい言葉なのだろうか。
いらない、と僕は思う。
僕らに必要で、正しい言葉は、もっと前向きで。明るい気分にしてくれるもので。自分で自分を楽しくできるものであったほうがきっといいと思うんだ。
人も、ことも、物も、感情も、何もかも。僕らには言葉があって、言葉で規定されていたり、表現されるのが、基本だからこそ、当たり前だからこそ、自分にとって正しい言葉で、正しい心持ちでいれたらいい。
だから、自分にとって正しい言葉を見つける
あなたにとって正しい言葉とはなんだろうか。
先も書いたように、前向きにできたり、明るい気分にしてくれたり、楽しく思える言葉が正しい言葉という人は多いと思う。
僕にとっては何だろうか。
毎朝「有難い」と思う。また目が覚めて、今日1日を生きていける。晴れていたら太陽が気持ちいいから有難いと思うし、雨が降っていれば野菜が育つから有難いと思う。
朝ご飯は、卵かけご飯と牛乳。「美味しい」と心から思う。ここでも「有難い」という言葉も使うけれど、卵が美味しいし、ご飯が美味しいし、牛乳が美味しい。全部、どこかで誰かや動物が生み出して、作ってくれて、今こうして食べてられて、美味しいと思えている。やっぱり美味しいし、有難い。
妻さんに「今日も可愛い」と伝えるし、「いってらっしゃい」とお見送りをする。
今日もきっとうまくいくと思うし、毎日書く。
今日もきっとうまくいく。
— けんせい|代筆屋 (@daihituyakensei) March 27, 2023
今日は何を書こうと思いながら運転をして、行きつけのカフェに来る。本を聴くこともある。新しい言葉や文章を浴びる。
ドリップコーヒーを買って席に着く。今日は青空で、いい天気だ。店内にはまだ数人しか人がいない。
あったかいコーヒーを飲み、一呼吸おく。息をしゃんと吐いて、肩の力を抜く。いい感じだ。
パソコンを開いて、A4用紙とペンを取り出す。
今日もまたメモ書きから始める。感情を、思ったことを、感じたことをただ紙に書き出していく僕の大事な時間だ。
自分を見つめ直すことができる。忘れかけていたことを思い起こす時間になる。大事なことを、改めて大事に思うことができる。
正しい言葉の見つけ方は、これだと思う。ただ紙に、身体を使って書き出す。
最近は特に「グッドアンドニュー(最近よかったことと、気づき)」を書くことで、自分にとっての正しい言葉を見つけることができている。
ちょっとしたことでいいんだ。自分にとってよくて、大事で、それに気づく時間になればいい。自分にとって前向きで、明るい気分になれて、楽しく思える言葉を思い出して、それで満たしていければいい。
今日僕が書いた言葉は、「天気がいい」「そんなに働かなくてもいい」「いい夢を見た」「コーヒーが美味しい」「好きな服だけを着れてる」「友達が前を向いて動いている」。
そんな言葉たちだった。
大したことじゃない。本当にそんなにすごいことなんて書かなくてもいい。(もちろん書いたっていいんだけれど)
でも前向きに、よかったことと気づきを探して、自分にとって必要な、自分にとっての正しい言葉をちゃんと自分に言って使ってあげられると、どんどんといいほうへ向かっていく。
いい感じの方に、心地いいを広げていける。
自分の求めている言葉を見つけよう。
本や記事を読むことも、自分にとって正しい言葉を見つけるきっかけになるかもしれない。
今日も自分にとって正しい言葉で、自分に正しく生きていけますように。
言葉を使うあなたへ
正しい言葉を胸に置く物書きより
※
代筆屋の言葉で、あなたの「好き」を言語化するお手伝いです。もっと生きやすくなるために、自分を知るための、心理学や数秘術に基づく自己分析も受けられます。
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